BRICs(ぶりっくす)

2003年に有力新興国の代名詞としてゴールドマン・サックス社が提唱したものです。ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の4国の頭文字を合わせた造語です。

これらの国々はいずれも人口規模が大きく、天然資源が豊富で、かつ経済成長が著しい国々です。経済成長率は世界平均を上回っていて、将来の有力な市場としても期待されています。

 

各国の概況

ブラジル 中南米最大の工業国。安価な労働力と豊富な天然資源により経済成長が著しい。鉄鉱石をはじめとする鉱業のほか、鉄鋼・自動車・航空機産業などが盛ん。外資も多く進出している。
ロシア ロシアの経済は、ソ連崩壊後の混乱と金融危機などで1990年代には低迷が続いていた。その後世界的な原油価格高騰で、石油と天然ガスの輸出が増大し、2000年以降は急成長している。しかし、石油・天然ガスの生産は、半国営事業体ガスプロムのような一部企業が独占しており、かつ国営企業によるさらなる民間企業買収の動きもあることから、富の一極化が進む可能性が高く、貧富の格差拡大が懸念されている。
インド 従来は綿工業や鉄鋼業が中心。経済の自由化政策で、自動車などの産業が成長。近年は、科学教育に力を入れ、ICT関連産業が急速に伸びている。
中国 中国は鉄鉱石や石炭、金属の地下資源に恵まれ、政府の工業政策もあって、重化学工業の発展が著しい。特に沿岸部の経済特区や経済技術開発区を中心に、外国資本や豊富で安価な労働力による工業生産が伸びており、「世界の工場」と称される。また輸出だけでなく、経済成長によって豊かになった中国国内への販売も急成長している。
2014年から「新常態(ニューノーマル)」として経済の伸び率を緩めつつ、持続可能な安定成長を維持する政策が打ち出されており、従来のような10%前後の高い成長ではなく、「中高速成長」を保つ姿勢を打ち出し、構造改革が進められている。

 

実質経済成長率(%)

国名 2012 2013 2014 2015 2016 2017
ブラジル 1.9 3.0 0.5 -3.8 -3.6 0.2
ロシア 3.5 1.3 0.7 -2.8 -0.2 1.4
インド 5.5 6.5 7.2 7.9 6.8 7.2
中国 7.9 7.8 7.3 6.9 6.7 6.6

出所:『2017/18 世界国勢図会 第28版』(公益財団法人矢野恒太記念会)

 

【BRICs関連銘柄一覧】

No ファンド名 運用会社
1 シュローダーBRICs株式ファンド シュローダー
2 JPM・BRICS5・ファンド(ブリックス・ファイブ) JPモルガン
3 DWS世界新興国株式ファンド(りそなBRICsプラス) ドイチェ
4 HSBC BRICsオープン HSBC
5 HSBC新BRICsファンド HSBC
6 日興BRICs株式ファンド 日 興
7 日興新世代新興国株式ファンド(ネクストBRICs) 日 興
8 日興アッシュモア新興国財産3分法ファンド毎月分配型(ネクストBRICs通貨コース) 日 興
9 グローバル・ハイイールド債券ファンド(BRICs通貨コース) 大和住銀

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