投資信託は、短期間の売買でリターンを狙うより、長期的に資産を増やすことに適した商品です。このため、「すぐに資産を倍にしたい」などというニーズには応えることができません。あくまでもじっくり資産の運用をしたいと、考えている人に適した商品なのです。
このため、運用を始める前に「なんのために(目的)、いつまでに(期限)、いくら必要なのか(ゴール)」をあらかじめ決めておくことが大切になります。

効果的な運用のために、ゴールを設定することが重要です。
投資は元手が大きいほど効果も大きくなります。しかし、投資信託は元本保証がなく、元本割れする可能性があります。長期運用を行っていると、価額も上下します。
このため、投資額の決定にあたっては、次の2点に気を付ける必要があります。
- 1、使途が決まっていない資金であること…当面使う予定がない資金であること
- 2、余裕資金であること…仮に元本が減ってしまっても、支障のない資金であること

ゴール設定と運用する投資額が決まれば、目標利回りを決めましょう。
利回りが8%以上となると、ゴール設定や投資額の見直しが必要です。


投資信託の分類と種類に関する詳しい説明は、「どう選ぶ?」を参照ください。