運用会社(うんようがいしゃ)

投資信託を運用する会社のことで、投資信託会社や委託者とも言います。
アナリストやファンドマネージャーを擁し、高い専門性を持って投資家の資産を運用します。

運用会社は、投資信託という金融商品の中心的な存在で、投資信託の企画立案から運用指図、運用指図を行うのに必要な各種リサーチ、基準価額の計算など投資信託を運用する上で必要なオペレーション全てを担当しています。中には直接販売(直販)と言って、自らが組成した投資信託を販売する運用会社もあります。全てのオペレーションを担当すると言っても、投資信託の組入資産の管理は行っていません。組入資産の管理は受託会社が管理しています。

●運用会社の主な業務
①信託約款の届出・交付
②信託契約の締結
③受益証券の募集と発行
④信託財産の運用指図
⑤信託財産に組み入れた有価証券等の議決権の行使の指図
⑥運用報告書の作成・交付
⑦収益分配金・償還金の支払い
⑧信託財産の解約
⑨信託財産の計算(日々の基準価額の計算)

詳しくは、投信講座「投資信託ってなに?-投資信託のしくみ」をご確認ください。