New Face紹介 (2020年4月)

4月の新規設定は歴史的低水準
新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化するなか、一部ファンドの設定が見送られるなど、金融市場の混乱も一因となり、4月に新規設定された投資信託は追加型株式投信が7本、設定額も13億円(概算)と、1998年の銀行窓販開始以降、最低の水準に止まりました。
その中で、当月の設定額の半数を占めたのが、「東京海上・インド・オーナーズ株式オープン」。東京海上アセットが、日本のオーナー企業に着目した運用により、2013年の設定以降、堅調なパフォーマンスを見せている「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」のインド版といえるファンドです。
一方、既存ファンドを含めた投信全体では年初から4カ月連続で資金流入超が続いています。
既存ファンドには、個人投資家を中心に「逆張り」の発想から資金が流入しており、新規設定ファンドの低調さとは対照的な結果となっています。
設定日 | ファンド名 | 運用会社 |
設定額 (百万円) |
4月8日 | 東京海上・インド・オーナーズ株式オープン | 東京海上 | 503 |
4月14日 |
SBI国内REITダブル・ベア | SBI | 13 |
SBI米国株(NYSE FANG+)トリプル・ベア | SBI |
9 |
|
4月20日 | ニュー・ニッチ日本小型株ファンド | カレラ | 118 |
4月23日 | MSIMグローバル株式コンセントレイト・ファンド(SMA専用) | 三井住友トラスト | 164 |
4月24日 | あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2020-04(ぜんぞう2004) | あおぞら | 462 |
4月27日 | 三菱UFJ先進国リートインデックスファンド | 三菱UFJ国際 | 1 |
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配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン | 東京海上 |
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2 | 東京海上・インド・オーナーズ株式オープン | 東京海上 |
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3 | ニュー・ニッチ日本小型株ファンド | カレラ |
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4 | 三菱UFJ先進国リートインデックスファンド | 三菱UFJAM |
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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