ルクセンブルク大公国(るくせんぶるくたいこうこく)

西ヨーロッパのドイツ、ベルギー、フランスに囲まれた立憲君主制国家です。ヨーロッパ有数の金融センターとしての地位を確立しています。銀行業、金融業を中心に高い経済力を持ち、1人当たりの国民総生産は世界のトップクラスです。

経済はベルギーと一体化しており、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3国を合わせて「ベネルクス」といい、この3国は大国に対抗するために緊密は経済協力を行っています。

旧市街と新市街をあわせもっており、旧市街には欧米の一流の銀行が集まりロンドンに次ぐユーロ市場となっています。新市街には、国際機関が集まっていて、コミュニケーション・ソフトウェアで有名なスカイプや世界最大の鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミッタルなどの有名企業が本拠地としています。

<基礎データ>

首都:ルクセンブルク

人口:59万人

面積:2,586㎢(神奈川県と同じぐらいの大きさ)

宗教:カトリックが大多数

言語:ルクセンブルク語、フランス語、ドイツ語

主要産業:金融業、鉄鋼業

実質GDP成長率(出典:IMF):

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
実質GDP成長率(%) -0.8 4.3 4.0 4.8 3.5

データ出所:外務省HPよりみんかぶ作成