VIX指数(びっくすしすう)

米国のシカゴボードオプション取引所(CBOT)が米国の代表的な株価指数の一つであるS&P500を対象とした株価指数オプションのIV(インプライドボラティリティ)を基に算出する指数。

インプライドボラティリティは、上昇が予想されるときよりも、下落が予想されるときのほうが、ヘッジ目的の取引需要拡大によって上昇しやすく、それを元にしたVIXは、下落が予想されるときほど高くなる。そのためこの指数は将来の投資家の恐怖心を示す指数として別名「恐怖指数」と呼ばれている。