どう選ぶ?

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たくさんある投資信託の中から、自分に合ったものを選ぶのは大変。ただ、投資信託の特徴毎に分類されているため、その特徴を捉えていくことで、自分に合った投信を選ぶことが可能になります。ここではどのような分類があるのかを抑えていきましょう。

主な投資信託の種類と特徴

投資信託の分類方法として代表的なのが、組入資産での分類。それぞれどのような特徴があり、どのようなメリットがあるのか、反対にどのようなデメリットがあるのかもしっかり押さえておきましょう。

オススメ参考値 : 
オススメ参考値は、投資初心者がまず投資してみるといいものをオススメとしています。投資初心者は、まずリスクの小さなものからはじめ、慣れてきたら徐々に、リスクの高いものを組み合わせていくといいでしょう。

 国内株式型 銘柄の組み合わせで種類はさまざま  オススメ参考値:★★ 

国内株式型投資信託の特徴
運用内容 主に日本国内の株式に投資するファンド
主な投資方針
  • 日経225連動型、TOPIX連動型などの、インデックス型
  • 株の種類や株価などに合わせて運用する、アクティブ型
  • 大型株、中小型株、テーマ型、ブル型、ベア型、好配当型、バリュー型、グロース型
主なメリデメ
  • インデックス型は、購入コストが安めに設定されている
  • 運用次第で高リターンが期待できる
  • 価格変動が大きく、期待に反して損をする危険性もある
主な商品例

りそな・日経225オープン(アムンディ)
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(ニッセイ)
女性活躍応援ファンド(椿)(大和)
ジャパニーズ・ドリーム・オープン(三菱UFJ国際) など


国内債券型 株式よりも安定している  オススメ参考値:★★★★★ 

国内債券型投資信託の特徴
運用内容 主に日本国内の債券に投資するファンド
主な投資方針 日本国債型、物価連動債型、公共事業債型、国内社債ブレンド型、NOMURA-BPI総合指数連動インデックス型
主なメリデメ
  • 価格の動きが小さく安定している
  • 金利が上がっている状況では、債券価格が下落する
  • 社債の場合、企業の信用リスク(倒産の危険性)がある
主な商品例

エス・ビー・日本債券ファンド(ベガ)(大和住銀)
MHAM物価連動国債ファンド(未来予想)(AM-One)
明治安田日本債券オープン(毎月決算型)(しあわせ宣言(毎月決算型))(明治安田) など


 海外株式型 為替の影響を受けやすい  オススメ参考値:★ 

海外株式型投資信託の特徴
運用内容 主に海外市場で上場されている株式に投資するファンド
主な投資方針
  • 米国、オーストラリア、中国、スイス、インドなどの単一国型
  • 米国、欧州、アジア、オセアニア、中南米、アフリカ、中近東、新興国(エマージング市場)など、10地域で投資する地域型
  • 単一国を組み合わせブレンド型、テーマ型
  • アクティブ型とインデックス(ダウジョーンズ指数平均等)型
主なメリデメ
  • 高リターンが期待できる
  • 海外株なので、為替の変動リスクがある
  • 中近東などの場合、政情不安などのリスクがある
  • 海外企業の信用リスク(倒産の危険性)がある
主な商品例

SMTAMダウ・ジョーンズインデックスファンド(三井住友トラスト)
オーストラリア・高配当株ファンド(毎月決算型)(三井住友)
eMAXIS全世界株式インデックス(三菱UFJ国際) 
eMAXIS新興国株式インデックス(三菱UFJ国際) など


 海外債券型 投資国の政情にも注意  オススメ参考値:★★★ 

海外債券型投資信託の特徴
運用内容 海外の国債・公社債・社債に投資するファンド
主な投資方針
  • ソブリン債(米国債、世界銀行債などの高格付け債券)
  • エマージング債(ブラジル、南ア、中国などの中格付け債券)
  • ハイ・イールド債(米国やその他の国の格付けが低い債券)
主なメリデメ
  • 高格付け債券では安定的な運用が可能
  • 日本に比べて高金利での運用が見込める
  • 為替変動によるリスクがある
  • 国や地域によっては政情不安のリスクがある
  • 信用度の低い社債の場合、倒産のリスクがある
主な商品例 ニッセイ/パトナム・インカムオープン(ニッセイ)
ダイワ高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)(大 和)
三菱UFJ欧州ハイイールド債券ファンド ユーロ円プレミアム(毎月分配型)(ユーロスター・プレミアム)(三菱UFJ国際)
DWSユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり)(ドイチェ) など


 バランス型 複数の対象にバランスよく投資  オススメ参考値:★★★★ 

バランス型投資信託の特徴
運用内容 国内外の債券・株式等で運用される投資信託で運用
主な投資方針
  • 複数の資産にバランスよく投資する
  • 株と債券を組み合わせたもの、さらに不動産投信やコモディティといった資産も組み入れるものなど
主なメリデメ
  • 手軽に分散投資ができる
  • リバランス」を定期的に行ってくれる
  • 1本のバランス型ファンドで十分な分散投資効果が得られるため、複数の投資信託を買わなくてすむ
  • 信託報酬が高めに設定されている場合がある
主な商品例

三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型)(三井住友)
ダイワ・ライフ・バランス50(大 和)
三菱UFJ国内バランス20(夢列島20)(三菱UFJ国際)
eMAXIS最適化バランス(マイミッドフィルダー)(三菱UFJ国際) など

 

運用会社が直接販売する直販投信

販売会社である証券会社や銀行を経由せず、直接運用会社から購入する方法があります。

【直販投信のメリット/デメリット】

メリット デメリット

①販売会社を通さないので販売手数料がかからない

②運用方針が明確

③長期運用の銘柄が多い

①運用会社に口座開設する必要がある

②取扱銘柄数が限られている

③アクティブ型が大半で、信託報酬が高めである

 

【直販投信一覧】

ファンド名 運用会社 レーティング 信託報酬
ひふみ投信 レオス ★★★★★ 1.0584%
さわかみファンド さかかみ ★★★★ 1.08%
コドモファンド クローバー ★★★★ 1.08%
浪花おふくろファンド(おふくろファンド) クローバー ★★★★ 0.972%
ありがとうファンド(ファンドの宝石箱) ありがとう ★★★ 0.972%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド セゾン ★★★ 0.4968%
セゾン資産形成の達人ファンド セゾン ★★★ 0.5724%
らくちんファンド クローバー ★★★ 0.972%
かいたくファンド クローバー ★★★ 0.756%
結い2101 鎌倉 ★★★ 1.08%
ユニオンファンド ユニオン ★★ 0.864%
ノーロードJリート・フォーカス(毎月分配型) 日興 1.08%
トラノコ・ファンドⅠ(小トラ(KO-TORA)) トラノテック 0.3240%
トラノコ・ファンドⅡ(中トラ(CHU-TORA)) トラノテック 0.3240%
トラノコ・ファンドⅢ(大トラ(DAI-TORA)) トラノテック 0.3240%

 

分配金「出る/出ない」どっちがいい?

毎月分配型は短期向き、分配金が出ないものは長期向きと考えるといいと思います。毎月分配の場合、収益の一部を毎月分配してしまうため、複利効果が期待できなくなってしまいます。

金融庁はつみたてNISAの対象商品から、毎月分配型の投資信託は除外しています。このため、つみたてNISAでの資産運用を考える際には、毎月分配型の投資信託は除外して銘柄を選定する必要があります。

毎月分配型の投資信託は、老後の年金の補充として考える場合などにはいいと思いますが、資産形成における長期運用の対象商品としては不向きと言えるでしょう。

 

為替ヘッジ「あり/なし」どっちがいい?

端的に言ってしまうと、一長一短です。どちらのファンドが多いかというと、為替ヘッジ「なし」のファンドです。これは為替ヘッジを行うことで生じるヘッジコストを避けるためです。日本は長期間、超低金利が続いていますが、海外は相対的に金利が高い状況です。このような金利情勢で為替ヘッジを行うと金利差分がコストになります。そのコストを避けるため、あえて為替ヘッジをせずに運用しているのです。当然、その反面、為替リスクが発生します。

為替ヘッジがない場合、円高が進めば為替差損を被ることになりますが、反対に円安が進むと外貨建て資産を持つメリットが出てきます。業界では「為替水準は実態経済の状況に収れんされていくので、長期的にはニュートラル」という考え方がスタンダードなのです。

為替ヘッジの有無には下記のようなタイプがあります。

タイプ 留意点
為替ヘッジなし 全く為替ヘッジをせずに運用するタイプ。円安局面では為替差益が得られるため基準価額は上昇するが、円高局面では為替差損が反映されるため、基準価額は下落する
為替ヘッジあり 基本的にヘッジがかけられるので、円高が進んだとしても基準価額は下落しない。しかし、円安になっても基準価額に為替差益は反映されない。また、フルヘッジといっても追加型投信の場合、日々の資金の流出入があるため、100%ヘッジが効くとは言えない
状況に応じてヘッジする 運用会社の運用担当者の裁量で、為替相場の状況を見て為替ヘッジをかけたり、外したりするタイプ。円安時には為替ヘッジをかけずに為替差益を狙う一方、円高時には為替ヘッジをかけることで為替差損の発生を防ぐ。いいとこどりのように見えるが、為替ヘッジをかけたり外したりのタイミングで運用の巧拙が出る
選択型 為替ヘッジありと為替ヘッジなしの両方が用意されており、投資家自身が為替相場の流れを見ながら、いずれかのコースを選択する。自分でスイッチングしなければならない手間がかかるほか、自分の判断が常に正しいとは限らないのが難点。自分で判断したいという人向き

 

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