New Face紹介 （2020年５月）

低水準続く新規設定

新型コロナウィルスの感染拡大の影響が懸念され、マーケット環境が不安定な動きを示すなか、5月に新規設定された投資信託は11本、設定額も120億円（概算）と、前月に引き続き、低調な水準に留まりました。

単位型投信「プライムOne2020-05」が設定額全体の9割を占めたほか、確定拠出年金（DC）向けファンドが7本設定されるなど、単位型投信とDC専用ファンドが、設定額・本数とも大半を占めました。

既存ファンドは資金流入継続

一方、新規設定ファンドとは対照的に既存ファンドを含めた投信全体では、米国株式型ファンドを中心に、年初から5カ月連続で資金流入超が続いており、マーケットが金融相場の様相を深めるなか、景気減速による先行き不透明感を抱えながらも、個人投資家の中には、積極的な資産運用の動きも見られます。

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