New Face紹介 （2020年６月）

新型コロナウィルス感染への警戒感がくすぶる中、経済活動再開の動きから、6月の投信設定は前月の低調な水準から回復の兆しを見せ、新規設定された投資信託の設定額は、5倍超の680億円（概算）となりました。

但し、単位型が約90%を占めており、追加型の新規設定額は、引き続き低迷しています。

6月の設定額1位は、470億円（概算）の資金を集めた「ＪＰＭグローバル高利回りＣＢファンド（限定追加型）２０２０－０６」。

投資地域の分散をはかりながら、特に信用リスクと比較して相対的に最終利回りが高いと判断される先進国のＣＢ（転換社債）に投資することにより、安定した収益の確保を目指します。

一方、異彩を放つのが、ファンドへの投資を通じて、「物言う株主（アクティビスト）」として個人投資家も巻き込んだ経営者とのエンゲージメント（対話）により企業価値の向上を狙うというコンセプトに基づき設定された「マネックス・アクティビスト・ファンド（日本の未来）」。

個人投資家を中心に33億円の資金を集めたことで、今後の運用も注目されます。

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