福井県のご当地ファンド 福井県の特長と関連ファンドをご紹介

福井県はかつて北側が越前国、南西側が若狭国で、両エリアでは県民性が違うと言われています。越前の人々は商才があり「越前商人」として知られ、抜け目なく財をなし、その成功を妬む他県から“越前詐欺”と呼称されるほど。一方、若狭国の人々は自由奔放、個性的というイメージと言われています。
住友グループの創始者、住友政友を始め、ブックオフGコーポレーション(9278)の元社長橋本真由美(清水國明の実姉)さん、サイバーエージェント(4751)の藤田晋社長、アパホテルの元谷芙美子社長などの方々が福井県出身です。福井県は社長の輩出率が全国トップクラスなのです。
福井県の産業として全国的に有名なのは、鯖江市のメガネ。その生産量は「めがねフレーム」が96.6%、「めがねの部分品」が96.1%と、国内では圧倒的なシェアを占めています。
※出所:「早わかり福井~福井統計データブック~」2019年版より
福井県に本店のある上場企業
福井県に本店がある上場企業は15社あります。中でも有名なのは総合建設準大手の熊谷組(1861)。大型土木・超高層ビル建築で実績があり、現在、耐震工事に注力しています。吉野彰さんのノーベル賞受賞で脚光を浴びた「リチウムイオン電池」の正極材料を製造する田中化学研究所(4080)も福井県に本店を構える企業です。その他には、界面活性剤大手で、繊維加工用が主力、防錆加工剤やヘア化粧品事業等も展開する日華化学(4463)、パイルとコンクリ2次製品の大手の三谷セキサン(5273)などがあります。
福井県のご当地ファンドとは
福井県をテーマとするご当地ファンドには、福井県応援ファンド(岡三)があります。レーティングは星4つと高パフォーマンスです。福井県関連株マザーファンドを通じて、わが国の金融商品取引所上場株式のうち、福井県に本社または本店がある企業、および福井県に工場、店舗等があるなど、福井県の発展と共に成長が期待される企業や福井県に関わりが深い企業等の株式に投資するというファンドです。
福井県応援ファンド(岡三)は、福邦銀行、岡三証券、益茂証券で取り扱われています。
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❏ご当地ファンドのNewFace「八十二信州応援日本株ファンド(がんばれ信州)」
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | 福井県応援ファンド | SBI岡三 |
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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