新規設定額速報！「グローバルＥＳＧハイクオリティ成長株式ファンド（未来の世界（ＥＳＧ））」

2020年７月20日設定の「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」新規設定額速報です。

 

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」の新規設定額は、3,830憶円（推計値）となりました。

 

 

世界的に新型コロナの感染が拡大してから、新規設定は、本数、設定額ともに激減していましたが、昨年12月の「ティ－・ロウ・プライス米国成長株式ファンド（アメリカン・ロイヤルロード）」を大きく上回り、7,924憶75百万円の設定額で注目された「ノムラ日本株戦略ファンド（Ｂｉｇ Ｐｒｏｊｅｃｔ－Ｎ）」（設定：2000年2月2日）以来の大型設定です。

 

 

アセットマネジメントOneの人気シリーズ「未来の世界」は、投資対象（グローバル（新興国を含む）、先進国、新興国の３種類）、為替ヘッジや決算頻度の異なるファンドで構成されています。

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」は、シリーズ８本目のファンドとなります。

実質的な運用会社は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・インクです。

 

ボトムアップ・アプローチを基本に、持続可能な競争優位性を有し、高い利益成長が期待される銘柄を選定し、投資アイデアの分析・評価や、個別企業の競争優位性、成長力の評価に基づき選定した質の高いと考えられる企業の中から、市場価格が理論価格より割安と判断される銘柄でポートフォリオを構築する投資方針は、シリーズ共通です。

 

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」は、投資銘柄の選定とポートフォリオ構築に際して、シリーズ共通の投資方針に、ESGへの取り組みなどの評価を加えているのが特徴です。

 

 

ESGとは、環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の頭文字を取ったものです。

投資する企業を評価する際、定量的な財務情報に、非財務情報であるESGの要素を加えた投資を「ESG投資」と言います。

 

近年、世界的に関心が高まているESG投資ですが、日本は欧米に遅れているといわれています。

 

投資信託においても、ESG投資関連ファンドのファンド数は増加傾向にあるものの、純資産総額は伸び悩んでいるファンドも多く、十分に浸透度しているとは言えない状況です。

要因としては、ESG投資が投資成果の向上に繋がるか否かの判断ができないことにあると思われます。

【ESG投資】関連ファンド一覧

 

 

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」の新規設定によって、ESG投資ファンドの残高は3倍以上になります。

 

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」の、ベースとなっている「グローバル・ハイクオリティ成長株式式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界）」は、2016年9月の運用開始以来、好調な運用成績を残しています。

 

 

「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界）」の設定来の機銃価額の推移（月次ベース）

 

好成績を残している「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界）」にESGの観点を加えた「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG））」が、さらに高い運用成果を残すようであれば、国内においても、ESG投資に対する注目度が一気に高まるのではないでしょうか？

 

 

【関連記事】

❑　「未来の世界（ESG）」登場！ アセットマネジメントOneの「未来の世界シリーズ」に新ファンド

❑　ＥＳＧ投資 時代の要請、世界的潮流に乗る

❑　シブサワ・レター ～こぼれ話～ 第３回「日本はSDGｓでプレゼンスを高めるべき」