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コラム選ぶのは商品だけですか?

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2019/04/05 12:35

選ぶのは商品だけですか?

【選ぶのは商品だけですか?】


「どの投資信託を選べば良いのかわからない。」
「いろいろ調べて運用を始めてみたけど正しい運用ができているのか相談できる相手が欲しい。」

このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな時、相談相手として思い浮かぶのは銀行や証券会社でしょうか。

 

他にも選択肢があることをご存知ですか?

米英ではこの20年間で個人の金融資産が約3倍に増えています。日本の個人の金融資産が同じ20年間でどのくらい増えたでしょうか。答えは1.47倍です。何故ここまで差がついてしまったのでしょうか。


金融庁が昨年から公表を呼び掛けている「共通KPI」によると2018年3月末を基準日として金融機関各社で投信を保有している顧客の運用損益比率は46%がマイナスとなっています。つまり投資信託で運用している半数近い方が損失を抱えてしまっているのです。

 

米国のことわざに持つべき3人の友人として〈医者〉〈弁護士〉と並んで〈資産運用アドバイザー〉が挙げられています。資産運用アドバイザーはそれだけ重要な存在として米国では認識されています。商品選びも大事ですが、相談相手をきちんと選ぶことも長期で安定した運用を行うために欠かせない重要な要素なのです。
その資産運用アドバイザーとして欧米で主流となっているのがIFA(独立金融アドバイザー)です。

 

IFAとはIndependent Financial Advisorの略で、日本では独立金融アドバイザーと呼ばれています。特定の金融機関に属さず、公平中立的な立場から資産運用のアドバイスを行っているのが特徴です。
米国では1980年代後半からIFAが普及し始め、現在では個人投資家向け資産運用アドバイザーの約6割をIFAが占めています。
日本でも2004年からIFAが解禁され、現在約870のIFA事業者が存在します。

 

みなさんは運用商品を選択する際、何を基準にしていますか?
これから上がりそうなテーマ、過去の実績がいいもの、人気があるもの。

選択の基準は様々だと思いますが、IFAが商品を選択する際に基準としているものは何だと思いますか?それは、その商品がお客様の運用目的・考え方に合っているかどうかです。実績のある商品を選択することはもちろん重要ですが、運用目的・考え方に適した商品を選択することが長期保有につながり、安定した成果に結びつきます。


IFAに相談するメリットとして他にもこのようなことが挙げられます
・特定の金融機関に属していない為、保有しているもしくは購入を検討している投資信託について中立的な視点でアドバイスを受けることができる。
・幅広い選択肢から相談内容や要望に応じた運用プランの提案を受けることができる。
・原則担当が変わることなく長期に渡って資産運用のアドバイスを受け続けることができる。

 

IFAはいきなり商品の提案をすることはありません。まずはお客様それぞれのライフプラン、運用目的、リスクに対する考え方などをヒアリングします。その上で、お客様ひとり一人に最適な資産運用のアドバイスを行います。

 

お客様の人生に寄り添い、資産運用を一緒に考えるパートナーとして欧米で広がるIFA。
みなさんも商品だけでなく、相談相手も選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【著者】細田 悠里

(株)アンバー・アセット・マネジメント プライベートファイナンシャルアドバイザー
大学卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社。富裕層向けや法人向けに資産運用コンサルティングを行う。その後、中立的な立場で資産運用のアドバイスを行いたいとの思いから、IFA法人であるアンバー・アセット・マネジメントに加わり、セミナー講師やコンサルティング業務に携わる。

出所:(株)アンバー・アセット・マネジメント

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