運用会社レポートピックアップ（2月8日～2月14日）

・豪州準備銀行は一段の利上げ継続の方針を示唆

フランクリン・テンプルトン・ジャパン

運用会社のファンド一覧

　豪州準備銀行（RBA）は2月7日の理事会において、市場予想通り0.25％の利上げを決定しました。RBAの利上げは2022年5月から9会合連続となり、政策金利は3.35％へ引き上げられました。

・米ISM非製造業指数は上昇も、引き続き注意が必要

アセットマネジメントOne

運用会社のファンド一覧

　1月の米ISM非製造業景気指数は市場予想を上回り、前月からの上昇幅は2020年7月以降で最大となりました。景況が12カ月間で2番目の高水準となったほか、新規受注は5カ月ぶりに上昇しました。

・米国ハイイールド債の投資環境

アセットマネジメントOne

運用会社のファンド一覧

　1月の米国ハイイールド債主要5業種の値動きはメディア（5.29％）、ヘルスケア（4.11％）、通信（3.87％）、エネルギー（3.45％）、金属鉱業（3.30％）と前月比で全て上昇しました。

・「どうするトヨタ」EVシフトの加速で「戦国時代」を迎える自動車業界

三井住友DSアセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　自動車業界の電気自動車（EV）シフトが鮮明です。2022年には世界のEV販売台数は780万台に達し、シェアは10％を超えたと報じられ、その勢いは増すばかりです。

・最近のFRB高官発言にみるタカ派度合いと米利上げ長期化リスク

三井住友DSアセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　FRBは、1月31日、2月1日にFOMCを開催しましたが、懸念されたほどタカ派的ではなかったとの受け止めから、2月1日の米国市場は、長期金利低下、ドル安、株高で反応しました。

・2023年2月 米国リート市場

フィデリティ投信

運用会社のファンド一覧

　1月の為替相場では、インフレのピークアウト傾向を受けた米長期金利低下や日銀による金融政策の維持を受けて、円の買い戻しとみられる動きから、円高・米ドル安が進みました。円ベースでの米国リートへはマイナス要因となりました。

・米長期金利は先高観が再燃もレンジ推移か

アセットマネジメントOne

運用会社のファンド一覧

　1月分の米雇用総計で米労働市場の堅調さが改めて意識され、FRBの早期利上げ落ち止め観測が後退したことなどから、足元で金利の先高観がくすぶります。

・大手を中心に広がる賃上げ機運

日興アセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　今年の春闘について、岸田首相は経済3団体の新年祝賀会で、インフレ率を超える賃上げを要請しました。また、連合は他国に比べた賃金上昇率の鈍さや物価高を踏まえ、今年の賃上げ要請を5％程度と、28年ぶりの高水準としました。

・​メキシコ中銀、0.75％利上げのサプライズ

ピクテ・ジャパン

運用会社のファンド一覧

　メキシコ銀行（中央銀行）は2023年2月9日、記入政策決定会合を開催し、市場予想に反し政策金利を0.5％引き上げて11％にすることを決定しました。0.5％の利上げは2会合連続です。

・日銀総裁に植田氏起用へ～注目される政策運営と市場への影響

三井住友DSアセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　政府は次期日銀総裁に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めたと、複数のメディアが2月10日に報じました。日銀総裁はこれまで、日銀出身者と財務省出身者でほぼ占められてきたため、植田氏の起用はサプライズとなりました。

・トルコ大地震の影響と今後の見通し

大和アセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　2月6日（現地）にトルコ南部で発生したマグニチュード7.8の大規模な地震を受けて、株式市場は下落しました。株式市場とは対照的に債券市場の反応は限定的でした。

・ウィークリーレポート

三井住友トラスト・アセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　先週の市場は、前週末発表の米雇用統計で労働需給の逼迫が示されたこと、FRB高官のタカ派発言から長期金利が上昇。利上げの早期停止や年内の利下げ期待が後退し、ハイテク株を中心に売られました。

・米企業業績は足もと落ち込みも、今年後半回復か

アセットマネジメントOne

運用会社のファンド一覧

　米主要企業の2022年10ｰ12月期決算は、S＆P500種指数採用企業の業績変化率が前年同期比‐2.8％と推計され、9四半期ぶりの減益が見込まれています。2023年1ｰ3月期は同‐3.7％と、減益拡大が予想されています。

・グローバルREITウィークリー（2023年2月第3週号）

日興アセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　先週のグローバルREIT市場は、前週末比▲2.2％となりました。国・地域別のREIT市場では総じて下落したものの、下落率はまちまちとなりました。

・日本株に関する年明け以降の特徴的な動き

三井住友DSアセットマネジメント

運用会社のファンド一覧

　昨年末から昨日までの騰落率を見ると、外需株が内需株をアウトパフォームしています。背景には、米利上げの早期終了期待などがあり、外需株が選好されたと思われます。