New Face紹介 2025年11月
11月の世界の株式市場は、米国の金融当局による利下げ期待が下支えとなりましたが、これまで株価をけん引してきたAI(人工知能)関連銘柄に割高感が意識されました。その結果、半導体最大手エヌビディア社(NVIDIA)の決算発表を前に、ハイテク株を中心に大きく下落する場面が見られ、相場は不安定な展開となりました。
こうした中、国内株式市場も影響を受け、東証株価指数(TOPIX)は上昇したものの、ハイテク株の比重が高い日経平均株価は5万2,000円台から4万8,000円台へと下落し、調整色が強まりました。
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一方で、投資信託の資金流出入動向を見ると、市場全体には高値への警戒感があるものの、新NISA制度に対する関心が高い状況が続いています。11月の資金流入額(ETFを除く)は約1兆4,836億円となり、これで3カ月連続して1兆円を超えました。その結果、投資信託の純資産額は171兆8,766億円となり、過去最高を更新しています。
2025年11月 新規設定分類別比率

また、新規設定ファンドを見ても、例年11月は設定が少ない傾向にありますが、今回はラップ専用ファンドの設定もあり、設定本数は前月の2倍となる28本。設定金額も前月に引き続き大型ファンドの効果から、前月比1.4倍の2,242億円となりました。
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今月の第1位で、新規設定額の大幅増加の要因となったのは、みずほ証券単独で取り扱った「ティー・ロウ・プライス キャピタル・アプリシエーション・ファンド」です。米国の株式60%、債券40%を基本資産配分とし、資産毀損リスクを抑えつつ、株安局面では「逆張り」の発想で株式比率を引き上げる戦略により、米国では40年近い運用実績を持ちます。新NISAへの関心の高まりもあって、投資初心者でも安心して長期保有できるファンドとして高く評価され、Aコース・Bコースを合わせて今月募集額の9割近くとなる1,940億円の資金を集めました。特にBコース(為替ヘッジなし)は、資金流入額が全投資信託の中で「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(オルカン)」に次ぐ第2位にランクインしています。
設定日 |
ファンド名 |
運用会社 |
設定額 (百万円) |
NISA成長投資枠 |
NISAつみたて投資枠 |
11月4日 |
ニッセイ |
12,018 |
○ |
||
11月5日 |
SBI |
331 |
○ |
||
11月12日 |
AM-One |
100 |
○ |
||
AM-One |
100 |
○ |
|||
AM-One |
100 |
○ |
|||
AM-One |
100 |
○ |
|||
AM-One |
100 |
○ |
|||
AM-One |
100 |
○ |
|||
りそなAM |
1 |
○ |
|||
りそなAM |
1 |
○ |
|||
11月14日 |
Tロウプライス |
191,254 |
○ |
||
Tロウプライス |
2,550 |
○ |
|||
11月18日 |
三菱UFJAM |
399 |
|||
11月21日 |
三井住友DS |
5,047 |
|||
三井住友DS |
1,348 |
||||
三井住友DS |
560 |
||||
三井住友DS |
342 |
||||
fundnote |
1,083 |
||||
11月25日 |
アモーヴァ |
350 |
○ |
||
11月26日 |
アモーヴァ |
112 |
○ |
||
11月28日 |
りそなAM |
2,987 |
|||
三井住友トラスト |
2,818 |
○ |
|||
明治安田 |
1,318 |
||||
AM-One |
1,066 |
○ |
|||
AM-One |
10 |
||||
パインブリッジ |
10 |
||||
パインブリッジ |
1 |
○ |
|||
パインブリッジ |
1 |
○ |
※新NISA対象は2025年11月末時点
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配信元:NTTデータ・エービック
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このコラムの著者
NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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