New Face紹介 2025年12月
12月の世界の株式市場は、米国の利下げ観測を背景に小幅に上昇して始まりました。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場予想通りに利下げを決定すると、株価は上げ幅を拡大しました。中旬に入ると、年末を控えた利益確定売りや、AI(人工知能)関連株の調整により一時下落する場面もありましたが、その後はハイテク株への買い戻しや継続的な利下げ期待から反発。中旬の下げ分を取り戻し、さらなる上昇を遂げました。
日本の株式市場も堅調に推移し、円安基調の継続や企業業績への底堅い期待感が相場を支え、TOPIX(東証株価指数)は史上最高値を更新しました。日経平均株価も4万8,000円台から節目の5万円台を回復しています。
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12月の新規設定ファンド(ETF除く)は、設定金額こそ1,106億円と前月から半減しましたが、設定本数は34本となり、好調だった前月を上回りました。年末のボーナス需要を狙った「持ち切り運用型」ファンドも5本ありましたが、株式型(国内4本・国際15本)が最も多く、その他にも、ゴールド、絶対収益追求型、プライベート資産などバラエティ豊かなラインナップとなっています。新NISA制度が2年目を迎えるのを前に、個人投資家の間に長期・積立投資が定着しつつあることが、こうした多彩な商品の背景にあります。
2025年12月 新規設定分類別比率

一方、個別ファンドの設定額ランキングを見ると、第1位はSMBC日興証券が取り扱う「資本効率化フォーカス・ジャパン」でした。同ファンドは、ROEやROICといった資本効率の改善に注力する企業へ投資し、株主還元や事業再構築を通じて中長期的な企業価値向上を狙うのが特徴です。国内外でコーポレートガバナンス改革への関心が高まる中、このテーマ性が投資家の支持を集め、12月単月で新規設定ファンド全体の約半分にあたる594億円もの資金流入を記録しました。
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第2位は「iFreeNEXT FANG+インデックス(毎月決算/予想分配金提示型)」で、設定額は107億円でした。同ファンドは、シリーズ累計で1兆円を超える人気商品「FANG+インデックス」の姉妹ファンドで、ネット証券を中心に、分配金利回りを重視する投資家の資金を取り込んでいます。
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第3位は、SBI岡三アセットの「ゴールドマン・サックス社債/ROBOPRO戦略ファンド2025-12(ロボっとプラス)」で、設定額は96億円。続く第4位は、アセットマネジメントOneの「ゴールドマン・サックス社債/One米国株式戦略ファンド2025-12(おまもりOneM)」で76億円となりました。いずれもゴールドマン・サックスの社債を投資対象とした単位型ファンドであり、「持ち切り運用型」ファンドが久々に上位にランクインしています。
設定日 |
ファンド名 |
運用会社 |
設定額 (百万円) |
NISA成長投資枠 |
NISAつみたて投資枠 |
12月1日 |
HSBC |
5,210 |
〇 |
||
マネックス |
569 |
〇 |
|||
12月2日 |
三井住友トラスト |
1 |
|||
12月3日 |
コモンズ |
514 |
〇 |
||
12月5日 |
AM-One |
7,593 |
|||
SBI |
307 |
〇 |
|||
12月9日 |
大 和 |
10,670 |
|||
G S |
441 |
〇 |
|||
G S |
174 |
〇 |
|||
12月10日 |
三井住友DS |
59,374 |
|||
12月12日 |
明治安田 |
3,242 |
|||
野 村 |
300 |
||||
ドイチェ |
248 |
〇 |
|||
三井住友DS |
132 |
||||
三井住友DS |
132 |
||||
三井住友DS |
66 |
||||
12月16日 |
アモーヴァ |
2,480 |
|||
アモーヴァ |
725 |
||||
三井住友トラスト |
181 |
〇 |
|||
三井住友トラスト |
161 |
〇 |
|||
三井住友トラスト |
111 |
〇 |
|||
三井住友トラスト |
81 |
〇 |
|||
12月17日 |
SBI |
492 |
〇 |
||
12月19日 |
ニューバーガー |
1,188 |
〇 |
||
auアセット |
72 |
||||
12月23日 |
中銀AM |
517 |
〇 |
〇 |
|
中銀AM |
515 |
〇 |
〇 |
||
インベスコ |
1 |
||||
インベスコ |
1 |
||||
12月24日 |
大 和 |
916 |
|||
大 和 |
16 |
||||
12月26日 |
しんきん |
2,685 |
|||
12月29日 |
SBI岡三 |
9,627 |
|||
HSBC |
2,357 |
※新NISA対象は2025年12月末時点
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配信元:NTTデータ・エービック
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このコラムの著者
NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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