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特別インタビュー 「積立投資の正確な知識の普及を目指す」 日本つみたて投資協会
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インタビュー
NTTデータ エービック
投稿:2019/12/02 18:50
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特別インタビュー 「積立投資の正確な知識の普及を目指す」 日本つみたて投資協会

積立投資の正確な知識の普及を目指して、2019年8月に設立された 一般社団法人「日本つみたて投資協会」をご存知でしょうか?

今回は、特別インタビューとして 一般社団法人「 日本つみたて投資協会」代表理事・太田 創様に、協会設立の背景や活動内容をお伺いしました。

 

-まず、最初に「日本つみたて投資協会」設立の背景を教えて下さい。

 

近年、自助努力による資産形成を後押しする制度等が整ってきています。


また、金融機関も積立てによる資産形成の提案をするケースが増えていることに加え、「2000万円問題」や「老後資金」が、話題になることもあり、将来のために資産形成が必要なことは、みなさんご理解していると思います。

 

このような時代背景を受け、中立的な立場から、より良い資産形成のための情報提供することで、積立投資で多くの人の資産形成のお手伝いをしたいという思いから、「日本つみたて投資協会」を設立しました。

 


-積立投資に関する情報なら、金融機関からでも得られるように思うのですが。 

 

我々のような中立的な立場だからこそ、伝えられることがあります。

 

積立投資に関する金融機関からの情報は、どうしてもその後にくる金融商品と繋がっています。
どの金融商品を選ぶかは、確かに重要ですが、その前にもっと大切なことがあります。
投資云々の前に、資産形成のためのお金を如何に捻出するか・・が大切なのです。

 

資産形成するには、ほとんどの人は好むと好まざるに関わらず、お金を積立てるしかないのです。
世の中にある何かしらの金融商品で、たちまち資産形成ができるわけではありません。

きっちり毎月貯めていくという考え方を根付かせるための活動は、金融機関では難しいのではないかと思います。

 


-確かに金融機関の立場からすると、考え方を根付かせることより、金融商品の販売が優先するのも無理のないことかもしれませんね。
資産形成の必要性は分かっていても、積立てという行動に繋がらない人も多いようですが。

 

つみたて投資は、決して難しいことではなく、仕組みを知っているかどうか。それと、後はやる気だと思います。

 

例えば、65歳までに2,000万円準備するために35歳で積立て始めたとします。月5万円を65歳までの30年間積立てると、元本だけで1,800万円になります。
そこに、何かしらの利回りがオンされていればいいのです。
これで、いわゆる「2000万円問題」もクリアできます。

 

とはいうものの、若い人は「お金がない」と言われるのは良くわかります。
でも、お酒を飲みに行くのを少し抑えるとかで、できる範囲で始める。最初は月々5,000円からでも良いのです。
これなら、やり繰りすれば何とかなるのではないでしょうか。そして、余裕ができたら少しずつ積み立てる金額を増やしていく・・

 

例えば、iDeCo(個人確定拠出年金)を活用すると確定申告すれば、いくらかは戻ってきますから、それをまた積立てる、というのも一つの方法でしょう。

 


-「日本つみたて投資協会」は、具体的にどの様な活動をされているのですか。

 

個人の賛助会員の方向けサービスとして、メールやスカイプを利用した資産形成や資産運用に関する相談を受けており、月次でニュースレターの配信も行っています。
また、セミナーや懇親会などの会員向けイベントを開催し、“つみたて投資コミュニティ”の親睦を図っています。コミュニティでさまざまな情報交換が可能です。
個人賛助会員についての詳細はこちら

 

法人/団体の賛助会員の方向けサービスとしては、社員向け資産形成や法人の資産運用のコンサルティングをしています。

資産形成に関する福利厚生は今後ますます重要になってきます。NISAiDeCoなどの非課税税制は拡充されているにもかかわらず、実際には社員の資産形成サポートをするには経験豊富な専門家が必要です。

 

金融機関の方もサポートしていますが、どうしても自社が提供している以外の金融商品やファンドについては、やはり限界もあるのではと思っています。かといって、企業の福利厚生担当者の方がその任を担うのもなかなか厳しいでしょう。
そこで中立な立場の情報提供を通して、より良い資産形成のお手伝いをしていきたいと考えています。
法人/団体賛助会員についての詳細はこちら

 


-検定試験も実施されているようですね。

 

はい。「つみたて投資検定」は、Web検定ですので、いつでも受験可能です。

 

この検定に合格するレベルになれば、正しい積立投資ができるようになります。加えて、広汎な資産形成の知識が身に付きます。

 

合格者は、当協会の「つみたて投資検定 公認2級アドバイザー」に認定いたしますので、金融機関の方々やFP(ファイナンシャル・プランナー)の方々にも、受験していただきたいですね。

 

老後資金確保のための資産形成という目指すべきところは同じであっても、積立投資は間口が非常に広いので、目的に向かうルートが、人によって違ってきます。
その人にとって最適なルートを示すため、制度全体や投信などの金融商品を俯瞰できる知識が必要なのです。

 

既に企業型DCに加入している人とそうでない人では、その後の積立て方、どの制度や口座を活用するのが良いのかが違ってきます。
また、iDeCoを始めようと思っても、金融機関によって取り扱っているファンドも異なります。
iDeCoそのものは、金融商品ではないので、iDeCoをやっていればいいということではなく、どの制度が適していて、次にどのファンドに投資するかという流れになります。
そこまで、お客様を導けるような知識が身につくような内容としています。
「つみたて投資検定」についての詳細はこちら

 


-最後に、これから資産形成を始めようと思っている人へのメッセージをお願いします。

 

資産形成はゆっくり時間をかけてコツコツやっていくものです。一足飛びにお金が増えていけばいいですが、実際にはそんなことはありません。

少額でも結構ですから毎月つみたて投資で蓄財することを心がけていると、ある日気がつけばまとまったお金になっていることを実感されるはずです。

昔から「辛抱する木に金がなる」と言います。いくらフィンテックやAIが発展しても、先人の知恵にはかなわないのです。

 

 

一般社団法人 つみたて投資協会について詳しくはこちら

 

 

出所:NTTデータ エービック


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