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投信業界では、「テーマ型ファンドが大量設定されると、その投資テーマは終わり」と言われることがよくあります。「旬のテーマだと思って投資したものの、高値掴みになってしまった。」そんなことを避けるためにも、将来、皆が注目するようなテーマにいち早く投資したいものです。将来注目されそうなテーマの「種」を探してみるのも、投信選びの楽しみ方の一つではないでしょうか?
そこで今回はテーマの種として、現在、国会で審議されているカジノ設立に絡んだ特定複合観光施設区域整備法案(IR実施法案)に注目してみました。関連するファンドを探すと三井住友アセットマネジメントが運用する『YOURMIRAI ワールド・リゾート』というファンドがありましたので、当ファンドの企画・開発を手掛けた同社オンラインマーケティング部長の宗正彰氏に話を伺いました。
―なぜカジノを中心とした統合型リゾートに注目されたのでしょうか?
このファンドは2014年8月1日に設定したのですが、当時、国内でカジノが出来るなんて話は誰も想像していませんでした。しかし、実際のところは、インバウンド需要なくして今後の国内の成長はあり得ないという見方が政府内では強く、そのために政府として何をしていくべきか、色々と動いていました。我々はこういった動きにいち早く注目しており、将来的には日本国内にもカジノを含む統合型リゾートが作られていくことを確信し、『YOURMIRAI ワールド・リゾート』を設定しました。
日本国内でのカジノ設立の動きが具体化したのは2016年12月にIR整備推進法案が可決されてからなのですが、我々はそれよりも2年以上前から着目していたことを評価していただけると嬉しいです。設定当時は当然のことながら、現時点でもこういったカジノを含む統合型リゾートにフォーカスを当てているのは当該ファンドのみかと思います。
―カジノというと、私たちにはあまり馴染みがない面もあるので、もう少し詳しく教えてください。
統合型リゾートという観点ではテーマパークやショッピングモールなども含まれますが、カジノはその中でも圧倒的に収益率が高く、全体の収益の5割くらいを占めています。カジノ=ギャンブル=危ないといったようなイメージを持たれている方も多いのですが、海外の事例を見てもそんなことはなく、むしろ世界で一番安全な娯楽施設と言えます。セキュリティに関しては万全ですし、ドレスコードも設けられていることから、大人の社交場と見ていただくと良いかと思います。
また、カジノなどの統合型リゾートは、富裕層向けのサービスなので、景気マイナス時にも影響を受けにくいという一面もあります。富裕層は、世界景気が不況であっても、娯楽への投資は惜しまない人達ですから。特に、アジアを中心に高所得者層の人口はどんどん増えているので、日本にカジノを含む統合リゾートが出来れば、インバウンド需要は大きく拡大することが見込まれています。
―このファンドの構成銘柄や特徴について教えてください。
海外のカジノを運営している銘柄にも投資をしていますが、今後、日本国内でカジノを含む統合型リゾートが出来上がった際に恩恵を受けると思われる銘柄にも投資をしています。インバウンド需要の影響を大きく受けるエイチ・アイ・エスや、セキュリティ需要の拡大の恩恵を受けると思われるセコムなどはそういった観点で投資しています。これらの銘柄については、まだIR実施法案が可決されてないこともあり、統合型リゾートに対する成長性を株価にまだ織り込んでいないと考えています。今後、法案が可決され、具体的な経済効果が見えてくると、株価上昇に繋がると期待しています。
当ファンドの特徴としては、為替ヘッジをかけておらず、決算回数も年1回のみということが挙げられます。設定当時の2014年ころは毎月分配型のファンドが主流でしたが、ファンドの特性などを鑑み、このような運用を続けてきました。4年弱の運用期間において、良好なパフォーマンスを残しており、チャートや過去実績についても見ていただければと思います。
【インタビュアーより】
IR実施法案が可決されれば、いよいよ日本国内になかった統合型リゾートという産業が具体化していくことになるでしょう。今後は個別株物色のテーマとして「IR関連銘柄」が話題になることが見込まれます。しかし、統合型リゾートで最も収益性の高いカジノ事業は、海外の企業が運営となることが予想され、広く「IR関連銘柄」となると海外にも目を向ける必要があります。そうなると。やはり投信の出番です。
『YOURMIRAI ワールド・リゾート』の純資産総額は、1億12百万円(6月11日現在)とまさに「種」状態ですが、大きく育つ時期も近いのではないでしょうか。
配信元:NTTデータエービック
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング (1年) |
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1 |
三井住友DS
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