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【個別銘柄の情報が充実】
6月29日より、リスク・リターンのデータをグラフ化することで、より視覚的に各ファンドの特性を捉えられるようになりました。
各ファンドの詳細画面より、「リスク・リターン」のページをご覧ください。
該当するファンドのリスク・リターンと、そのファンドが属する分類平均のリスク・リターンが一目で分かるようになっています。また、参考として属する分類以外の分類のリスク・リターンも表示されます。
初期の画面では、大分類での表示ですが右上の中分類、小分類の文字をクリックすると表示が切り替わります。自分の保有しているファンドや気になるファンドが、相対的に見てリスクが高いファンドなのか、リターンが優れたファンドなのか、といった情報を視覚的に確認することが出来ます。
(中分類)
(小分類)
上図のファンドの場合、分類平均と同程度のリスク(横軸がほぼ同じ)で、高いリターン(縦軸が上)を上げており、比較的優秀なファンドと言えるかと思われます。
【リスクとリターンについて】
まずはリターンについてです。文字どおりリターン=利益です。投資信託の場合は分配金を含む基準価額の変化率となります。分かりやすいですね。
少々分かり辛いのがリスクです。
「リスク」=危険というイメージがあるかもしれませんが、当サイトの投資信託用語集で「リスク」を調べてみると・・・
『将来収益の不確実性(振れ)のことです。価格が上がったり、下がったりするバラツキのことを指します。つまり、リスクが大きいという意味は、変動のブレが大きいということです。失敗する確率の大きさを表すものではありません。損でも得でも、価格のブレが大きいほど、結果が不確かのものになります。この「不確かさ」をリスクというのです。リスクは「標準偏差」という指標で表されます。』とあります。リスク・リターンは、一般的にローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンの関係が成り立ちます。
一方、投信の目論見書や販売用資料の「投資リスク」の説明箇所は、趣が異なります。
「投資リスク」ついての文章の一例をあげると・・・
『投資信託は、国内外の株式や公社債等の値動きのある有価証券等を投資対象とし投資元本が保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価格が変動します。したがって投資家の皆様のご投資された金額を下回り損失が生じることがあります。』こちらは「リスク」は、「危険」のイメージが強いものになっています。
上記の文章は、投資信託が元本割れもありうる金融商品であることを説明したものであり、預金等との誤認防止などが主な目的なので、リスクの意味としては下ブレの方にフォーカスしたものになっています。目論見書等にあるファンドのリスク要因(価格変動リスクや金利変動リスク、信用リスク)の説明もこちらに分類されます。
配信元:NTTデータエービック
このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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