運用会社レポートピックアップ(6月29日~7月5日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
6月29日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
日経平均とTOPIXの年初来騰落率は、それぞれ-6.1%、-4.3%で、日経外需株50は-1.8%。一方、日経内需株50は+9.5%、日経高配当株50は+11.7%と、相対的に好パフォーマンス。 |
ニッセイアセットマネジメント |
近年、海洋プラスチックは世界的な社会問題となっており、2022年3月の国連環境総会において、海洋プラスチックごみの根絶をめざし、国際条約の制定に向け交渉を開始することが決定された。 |
野村アセットマネジメント |
世界を見渡すと、インフレ抑制に向けた金融引き締め強化の動きから、世界景気の後退懸念が高まっています。 |
6月30日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
・ボルカー時代のFRB~インフレを退治し株価はどう反応したか 三井住友DSアセットマネジメント |
ボルカー氏は79年10月、操作目標をFF金利から非借入準備に変更、その後FF金利は急騰へ。米国は82年までに2回景気後退入り、失業率も悪化、ただ物価の伸びは1981年5月以降鈍化しました。 |
野村アセットマネジメント |
米国ではFRBが、景気を犠牲にしてでもインフレ抑制を目指す姿勢を示していることもあり、米国経済が先々リセッションに陥る可能性が高まっています。 |
アセットマネジメントOne |
高水準の住宅ローン金利のせいで契約締結はかなり落ち込んでいるとの指摘も。中古住宅販売の減速が明確になるなか、高水準の価格や住宅ローン金利が重しとなっており、その動向に注意が必要。 |
7月1日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
日銀が政策運営において重視している「物価安定の目標に向けたモメンタム」の改善が2023年に入って確認できたとしても、残念ながら物価安定目標の2%の維持は難しいとみられます。 |
日興アセットマネジメント |
市場では、米国の利上げ幅が引き続き注目されています。米FRB(連邦準備制度理事会)議長は、0.75ポイントの利上げを行なった6月会合後の記者会見で、7月も0.5ないし0.75ポイントの利上げの可能性が高いと述べました。 |
野村アセットマネジメント |
金融機関の貸出姿勢を示すクレジットインパルスは上昇基調が継続するなど、景気浮揚に向けて、当局が政策面で後押しする構図が当面続くと想定されます。 |
7月4日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
・インフレーションvs グロース:投資家にとってより重要なことは何か? シュローダー・インベストメント・マネジメント |
高いインフレ率は誰もが懸念してることですが、投資意思決定においてはグロース(経済成長)をより重視するべきでしょう。 |
ニッセイアセットマネジメント |
ウクライナ危機の長期化にともなう供給制約や原材料価格高騰の影響などから、製造業DIは2四半期続けて悪化したとみられます。 |
しんきんアセットマネジメント投信 |
アメリカ(米国)は、どこへ向かうのでしょうか。経済は悪化しつつあり、近々リセッション(景気後退)入りする可能性も、否定できなくなっています。同時に、政治、社会、文化をめぐる問題も深刻です。 |
7月5日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
一般的にテクニカルリセッションとは2四半期連続で実質GDP成長率がマイナスになることを指します。 |
アセットマネジメントOne |
4‐6月期もマイナス成長となることで米国経済は景気後退入りするとの見方が足もとで浮上。米国株の割高感は後退も、企業業績は先行き下方修正される可能性があり、決して割安とはいえず。 |
ニッセイアセットマネジメント |
各国金融当局による金融引締めの加速をうけた景気減速懸念から、国内外株式が下落したことや国内長期金利への上昇圧力の高まりなどを受けて下落しました。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。
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