運用会社レポートピックアップ(6月15日~6月21日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
6月15日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
日経平均は6月3日、三角保ち合いの上値抵抗線を上抜けたものの結果的には「だまし」となりました。背景にあったのはSQ算出に絡む一時的な需給変化、今回はFOMCが上抜け、下抜けに影響か。 |
イーストスプリング・インベストメンツ |
近年、市場のボラティリティ(変動)が高まる局面が頻発しており、急激かつ大幅な価格調整が何度も発生しています。しかし、こうした市場環境下においても投資家は低ボラティリティ戦略によって、ポートフォリオのボラティリティを最小化しながら投資を継続することが期待できます。 |
アセットマネジメントOne |
米景気を巡る懸念がくすぶる中、米クレジット市場の先行きは不透明な情勢です。クレジットスプレッドの方向性を見極めるうえで、インフレの帰趨やFRBの情報発信の変化などを注視します。 |
6月16日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
ニッセイアセットマネジメント |
6月FOMCでは市場の予想どおり0.75%の大幅な利上げを決定しました。パウエル議長は「次回(7月)会合でも0.5%もしくは0.75%の利上げとなる可能性が高い。」と発言。大幅な利上げが継続するとの見方から、インフレ関連指標の結果次第で不安定な相場展開が続くか。 |
野村アセットマネジメント |
1973年のオイルショック時などは、景気後退入りよりもかなり前から調整が始まっていることから、高インフレ進行や急速な金融引き締めなどが行われている中では、景気後退を速い段階から織り込むようです。 |
シュローダー・インベストメント・マネジメント |
資産クラスとしての債券は、過去10年間のような低利回りの時期には特に株式の退屈な従兄弟とみなされがちです。しかし、ここ数カ月は、理由は喜ばしくないものの、退屈とは真逆の状況となっています。 |
6月17日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友トラスト・アセットマネジメント |
NYダウは、前日比▲741ドル下落の29,927ドルとなり、2021年1月以来1年5カ月ぶりに3万ドルを下回りました。 |
フランクリン・テンプルトン・ジャパン |
FOMCは0.75%の大幅利上げ決定。パウエル議長発言や政策金利見通しの収れんで落ち着きを取り戻す米国株。イベント通過後も、インフレ加速や景気後退リスクへの懸念は残ります。 |
大和アセットマネジメント |
コストと物価の上昇圧⼒が強いことと、物価上昇圧⼒が持続的になるリスクを考慮しての5会合連続の利上げです。 |
6月20日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アライアンス・バーンスタイン |
当面ボラティリティが高止まりすると予想される中、株式へのエクスポージャーを縮小したいという誘惑に駆られるのは当然かもしれません。しかし、そうしてしまうと、投資家は株式で大きなリターンを得る可能性を放棄することになりかねません。 |
野村アセットマネジメント |
ディスインフレに最も苦しんだ資産『日本株』も、デフレからの脱却によって復活が期待できます。 |
しんきんアセットマネジメント投信 |
市場参加者の狼狽は、米欧の債券市場に表れています。米国やユーロ圏の国債利回りが、年初から大きく上昇しているのです。 |
6月21日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
2022年末時点の水準について、TOPIXは2,120ポイント、日経平均株価は30,000円を予想します。日本株は当面レンジ相場継続も年末までに米インフレなどの過度な懸念払しょくで株価は回復へ。 |
野村アセットマネジメント |
欧米では原材料や資源価格高騰、供給網の混乱に伴う部品不足などの要因は日本と同様ですが、賃金上昇が加速している点が大きく異なります。 |
アセットマネジメントOne |
6月の米住宅市場指数は6ヵ月連続で低下し、2020年7月以降で最低です。同指数は住宅市場の減速を明確に示すものとの見方もあります。足もとの米住宅市場は失速気味の動きで、今後の動向に注意が必要です。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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