New Face紹介 2026年4月
4月の世界株式市場は、地政学リスクに対する懸念から軟調な滑り出しとなったものの、その後は過度な警戒感が和らぎ、半導体・AI関連企業の好決算を起爆剤として力強い上昇基調に転じました。
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中東情勢の緊迫化に伴う原油高や金利上昇圧力が相場の重石となっていましたが、4月7日に米国とイラン間で2週間の停戦合意が発表されたことで原油の供給不安が後退し、投資家のリスク回避姿勢が和らぎました。この地政学リスクの緩和を追い風に、中旬以降に本格化した半導体やAIインフラ関連企業の決算発表において、AI投資の実体を伴う力強い需要拡大が確認されたことが相場を大きく牽引しました。インフレ懸念の再燃や主要国の金融政策に対する引き締め的な見方など、マクロ環境には引き続き不透明感が残るものの、それを上回る成長期待からハイテク株を中心に買い戻しが進み、S&P500種指数や日経平均株価が高値を更新するなど、底堅い相場環境となりました。
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こうした中、4月の新規設定本数(ETFを除く)は24本と、前月の27本から減少しました。その一方で、設定額は約2,445億円と前月比で増加し、過去3年間で最大の規模となっています。この記録的な設定額は、野村證券および大和証券が扱うファンドに資金が集中(全体の約75%)したことが牽引しています。投資家の資金が特定のテーマや戦略へ集中する傾向が、より鮮明に表れた1ヵ月であったといえます。
2026年 新規設定分類別比率

個別ファンドで見ると、4月の設定額トップは野村アセットマネジメントの「ノムラ・エマージング・オープン」でした。同ファンドは、新興国株式の中から長期的な成長が期待される企業を厳選して投資するアクティブ運用型ファンドです。近年、新興国株式に対する投資家の選好はやや低下傾向にありましたが、新興国市場の産業構造の変化から、改めて成長機会を評価する動きが広がっています。こうした背景のもと、野村證券を通じた販売で1,216億円という大型の資金を集めました。新興国株に対する投資家の関心回復の兆しが見られたことは、当月の特徴的な動きといえます。
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第2位には、大和アセットマネジメントの「モルガン・スタンレー フィジカルAI株式ファンド」がランクインしました。同ファンドは、AIの実社会への応用(フィジカルAI)に着目し、半導体やロボティクスなどの関連分野に投資するテーマ型ファンドです。足元のAI投資拡大のトレンドを追い風に、大和証券を通じて約650億円の資金を集めました。
また、第3位には、AIを活用して機動的な資産配分を行う「三井住友DS・FOLIO・AIマルチアセットファンド(フューチャーガイド)」が入りました。特定の成長分野に集中して高いリターンを狙う「攻めの姿勢」と、複数の資産に資金を振り分けてリスクを抑える「守りの姿勢」という、投資家の対照的なニーズが同時に浮き彫りになった月となりました。
設定日 |
ファンド名 |
運用会社 |
設定額 (百万円) |
NISA成長投資枠 |
NISAつみたて投資枠 |
4月1日 |
AM-One |
342 |
〇 |
〇 |
|
4月7日 |
三井住友DS |
20,937 |
〇 |
||
4月8日 |
カレラ |
1,276 |
〇 |
||
4月10日 |
楽 天 |
11 |
〇 |
||
4月15日 |
ニッセイ |
665 |
〇 |
||
SBI岡三 |
1 |
||||
4月16日 |
G S |
232 |
|||
4月17日 |
三菱UFJAM |
10,154 |
|||
4月20日 |
SOMPO |
460 |
〇 |
||
4月21日 |
野 村 |
121,620 |
〇 |
||
4月22日 |
三菱UFJAM |
389 |
|||
4月23日 |
アモーヴァ |
840 |
〇 |
||
アモーヴァ |
431 |
||||
お金のデザイン |
61 |
〇 |
|||
4月24日 |
あおぞら |
18,138 |
|||
4月27日 |
SOMPO |
741 |
〇 |
||
4月28日 |
大 和 |
65,024 |
〇 |
||
AM-One |
30 |
||||
4月30日 |
SBI |
3,000 |
〇 |
〇 |
|
大 和 |
10 |
〇 |
|||
大 和 |
10 |
〇 |
|||
大 和 |
10 |
〇 |
|||
大 和 |
10 |
〇 |
|||
大 和 |
10 |
〇 |
※新NISA対象は2026年4月末時点
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配信元:NTTデータ・エービック
関連銘柄
| 順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
|---|---|---|---|
| 1 | ノムラ・エマージング・オープン | 野 村 |
-
|
| 2 | グローバル金融株ファンド(予想分配金提示型) | アモーヴァ |
-
|
| 3 | グローバル金融株ファンド(1年決算型) | アモーヴァ |
-
|
| 4 | 日本コンテンツIP関連成長株ファンド(ジャパン・ポップカルチャー) | 三菱UFJAM |
-
|
| 5 | 三菱UFJマネー・ファンド(毎月決算型) | 三菱UFJAM |
-
|
| 6 | モルガン・スタンレーフィジカルAI株式ファンド | 大 和 |
-
|
| 7 | BEST GOALS専用ポートフォリオ・レベル1(安定) | 大 和 |
-
|
| 8 | BEST GOALS専用ポートフォリオ・レベル2(やや安定) | 大 和 |
-
|
| 9 | BEST GOALS専用ポートフォリオ・レベル3(バランス) | 大 和 |
-
|
| 10 | BEST GOALS専用ポートフォリオ・レベル4(やや積極) | 大 和 |
-
|
| 11 | BEST GOALS専用ポートフォリオ・レベル5(積極) | 大 和 |
-
|
| 12 | DC ROBOPROファンド | SBI岡三 |
-
|
| 13 | ニッセイ・パワーテクノロジー株式ファンド(3ヵ月決算・予想分配金提示型)(パワテク) | ニッセイ |
-
|
| 14 | GS Plusプライベート・エクイティ・リターン・トラッカー・インデックス | G S |
-
|
| 15 | HSBC中東株式厳選ファンド | SOMPO |
-
|
| 16 | グローバル・コモディティ・ファンド | SOMPO |
-
|
| 17 | たわらノーロード読売333 | AM-One |
-
|
| 18 | One NASDAQ100&ゴールド | AM-One |
-
|
| 19 | 三井住友DS・FOLIO・AIマルチアセットファンド(フューチャーガイド) | 三井住友DS |
-
|
| 20 | SBI読売333インデックス・ファンド(SBI読売333) | SBI |
-
|
| 21 | グローバルAZボンドファンド | 楽 天 |
-
|
| 22 | 未来の光 米国小型株式ファンド(未来の光USA) | カレラ |
-
|
| 23 | あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2026-04(ぜんぞう2604) | あおぞら |
-
|
| 24 | お金のデザイン・デジタル・レンディング・ファンド(貯蓄マックス!) | お金のデザイン |
-
|
このコラムの著者
NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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