ペ ッ ト 「家族化」進み成長続く

ペット関連ビジネスの順調な成長が続いている。日本では少子高齢化が進むなか「ペットの家族化」が進行。ペットを人間の子供と同様に愛情を注いで育てる動きが強まり、ペット産業の市場は拡大している。富士経済の調べによると2018年のペットフードやペットケア用品などを含むペット関連市場は前年比2.4%増の4606億円が予想されている。15年時点の4257億円からは8%強成長している。
保険や高度医療に需要拡大
ペット関連市場の伸びの内訳は、17年時点でペットフードは前年比3%増、ペットケア用品は2%強増となっている。ペット向け衣料の市場も1%強成長している。また、ペット保険の市場規模は13年の298億円が17年には581億円と90%強伸びたと見込まれている。さらに、ペット保険市場の成長とともに動物病院にかけるお金も増加基調にある。ペット保険の普及率は13年に4.3%だったものが17年には8.0%まで伸びた様子だ。ただ、ペット保険の歴史が長い英国でのペット保険の普及率は25%を超えていると見られており、一段の成長余地が指摘されている。
関連銘柄としては、ユニ・チャーム(8113)は傘下にペットフードやペット用品の製造会社であるユニ・チャームペットケアを擁している。また、アニコム ホールディングス(8715)はペット保険のトップ企業として市場の注目度も高い。同業のアイペット損害保険(7323)は今年4月に東証マザーズに新規上場している。日本動物高度医療センター(6039)は犬猫向けの高度医療を手掛けており、今期業績は最高益更新基調にある。日清製粉グループ本社(2002)は傘下にペットフード会社を持ち、ライオン(4912)も子会社がペット用品などを扱っている。
ペット関連ファンド
ペットをテーマとしてファンドに、『東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)(ぽちたま)』と『東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジあり)(ぽちたま)』がある。いずれもSBI証券、松井証券、楽天証券、岡三証券、西日本シティTT証券、ぐんぎん証券、百五銀行、百五証券の8社で取り扱われている。いずれも手数料は同じだ。
>>東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)(ぽちたま)の販売会社
>>東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジあり)(ぽちたま)の販売会社
※各社の販売手数料については、一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」にてミンカブ・ジ・インフォノイド社が調査
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | 東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)(ぽちたま) | 東京海上 |
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2 | 東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジあり)(ぽちたま) | 東京海上 |
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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