ゲーム関連　プレステとXbox ７年ぶり新製品

９月は東京ゲームショウが行われる月である。今年の東京ゲームショウ（TGS）は、新型コロナウイルス感染症の影響で幕張メッセからオンライン上に舞台を移し、９月23 日～ 27 日（23 日はオンライン商談のみ）、「東京ゲームショウ2020　オンライン」として開催される予定。リアルでの開催同様にさまざまなゲーム関連企業・団体が新作タイトルや新サービスなどの情報をTGS 公式チャンネルやWeb ページを通じて発表するほか、ｅスポーツ大会も配信予定という。

オンラインでの開催となったが、今年の東京ゲームショウは年末にソニー（6758）と米マイクロソフトが７年ぶりに新型ゲーム機を発売することで関心が高い。ソニーの「PlayStation 5」（ プレステ５） とマイクロソフト「Xbox series X」は、いずれも現行機とは異なりタワー型で、ストレージにはハードディスクドライブではなくSSDを採用。最先端のプロセッサにより４Ｋ映像や高速通信にも対応しているのが特徴となっている。

前回の両社のハード決戦では、発売初年の13 年及び14 年の累計販売台数で「プレステ４」が約2000 万台だったのに対して、「Xbox」は1000 万台強と約半分にとどまった。今回も新型ゲーム機の性能については拮抗しているとの見方が強く、どれだけ魅力的なソフトが提供されるかが販売台数の勝敗につながることになりそうで、今後ソフトに関する注目も高まりそうだ。

特に今年はコロナの影響で巣ごもり消費がトレンド化しており、販売台数が前回を上回る可能性が高い。前回、両社が発売したハードは現在でも根強い需要がありゲーム業界を大いに活性化させたが、今回もゲーム業界へのインパクトは大きくなりそうだ。

ゲーム関連ファンドには、ゲーム＆ｅスポーツ・オープンとｉＦｒｅｅＡｃｔｉｖｅ ゲーム＆ｅスポーツ（いずれも大和）の2本がある。

ゲーム＆ｅスポーツ・オープンは、日本を含む世界の「ゲームおよびｅスポーツ」関連株式（ＤＲ（預託証券）を含みます）に投資する。テーマに関連すると考えられる企業を投資対象銘柄とし、投資対象銘柄の中から、テーマ関連事業の売上高やテーマ関連事業売上高の総売上高に占める比率の見通し等を勘案し、10～20銘柄程度を組入銘柄として選定する。

ｉＦｒｅｅＡｃｔｉｖｅ ゲーム＆ｅスポーツも運用方針は、ゲーム＆ｅスポーツ・オープンとほぼ同じだ。違いは、取扱金融機関にある。ゲーム＆ｅスポーツ・オープンは、みずほ信託銀行と宮崎銀行でしか扱われていないが、ｉＦｒｅｅＡｃｔｉｖｅ ゲーム＆ｅスポーツはＳＢＩ証券や楽天証券といったネット証券や、ソニー銀行、ジャパンネット銀行といったネット銀行を含む12の金融機関で幅広く扱われている。

≫ｉＦｒｅｅＡｃｔｉｖｅ ゲーム＆ｅスポーツの販売会社

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