エンテック関連企業に投資する“東京海上・エンターテインメント・テクノロージー株式ファンド”が登場!
2020年8月28日(金)からエンテック関連企業に投資をする「東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンド(東京海上)」が新たに設定・運用開始されました。
エンテックとは、「エンターテインメント」と「テクノロジー」を組み合わせた造語で、ゲーム、映像等のエンターテインメントとAIや5G等のテクノロジーが融合した、エンターテインメントサービスの技術革新のことです。こうしたエンテック関連企業とは、エンターテインメント業界における技術的発展を牽引する、あるいはその恩恵を受けると判断される企業のことを言います。そこには、動画配信サービス、ビデオチャットサービス、VR(バーチャル・リアリティ、仮想現実)、AR(拡張現実)等のサービスがあります。
エンターテインメント業界の市場規模
国内のエンターテインメント業界の市場規模は、2019年時点でおよそ12兆円と言われています。公益財団法人 日本生産性本部余暇創研の『レジャー白書2020』によると、2019年の余暇市場は72兆2,940億円になるそうです。エンターテインメント業界の市場規模は余暇市場全体の6分の1と、拡大の余地はまだまだあります。
そして、今後5Gの広がりとともに、業界全体に大きな変化が起きると予想されます。
東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンドの特色
東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンドには、東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンド(為替ヘッジあり)(エンテック)と東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンド(為替ヘッジなし)(エンテック)と、為替ヘッジの有無により2つのコースが設定されています。
銘柄の選定においては、テレビ放送やリモート授業などの「ストリーミング・メディア」、映画やテレビ制作、コンテンツ所有権等の「コンテンツ制作」、スポーツやライブ体験などの「ライブ体験」、e-スポーツやVR、ARなどの「新種のエンターテインメント」といった投資テーマを設け、定量・定性の両面から銘柄が厳選されます。
こうした株式の運用は「TCW Asset Manegement Company LLC」(TCW)が行います。TCWは、債券、株式、新興市場、オルタナティブ投資の広範囲に渡る幅広い投資商品と専門知識を有した、グローバルにビジネスを展開する資産運用会社です。
これまで、ゲーム&eスポーツ・オープンやiFreeActive ゲーム&eスポーツ(いずれも大和)といったエンターテインメントの中の"ゲーム”関連の投資信託はありましたが、エンターテインメント全般をカバーしたものは存在しませんでした。今後、さらなる市場規模拡大が期待される業界、テーマですので、このファンドにも要注目です。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | ゲーム&eスポーツ・オープン | 大 和 |
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2 | iFreeActive ゲーム&eスポーツ | 大 和 |
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3 | 東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンド(為替ヘッジあり)(エンテック) | 東京海上 |
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4 | 東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンド(為替ヘッジなし)(エンテック) | 東京海上 |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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