運用会社レポートピックアップ(7月27日~8月2日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
7月27日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
米国では足元で逆イールドが発生しており、景気と株式市場に対する市場の懸念が強まっています。1978年以降、米国で逆イールドの発生が観測されると、平均して約1年半後に景気後退入りへ。 |
イーストスプリング・インベストメンツ |
ピークを迎えるアジア債券の利回り、アジア各国の利上げ、アジアの優良企業の健全な信用力などを背景に、投資家にとってアジア債券市場は魅力的な投資機会となっています。 |
アセットマネジメントOne |
6月の米新築住宅販売件数は市場予想を大幅に下回り、およそ2年ぶりの低水準。販売に対する在庫比率は約12年ぶりの水準へ上昇した一方、中間価格は過去最高だった前々月から2ヵ月連続で低下しました。 |
7月28日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
今回の利上げで、FF(フェデラル・ファンド)金利上限値は、FOMCが景気を熱しも冷やしもしない中立金利とみている2.5%に到達したことから、今後の利上げでインフレ圧力の抑制効果が一段と高まる可能性があります。 |
りそなアセットマネジメント |
金融引き締め効果などを反映し、2022年-23年ともに世界経済見通しを下方修正インフレ対応として世界的な中央銀行の金融引き締め策継続を支持しています。 |
しんきんアセットマネジメント投信 |
市場の利上げに対する反応は、織り込み済みとして限定的でしたが、異例の利上げはデータ次第と、やや柔軟なパウエル議長の発言を受け、過激な金融引締めへの警戒が後退し、米株は大きく上昇する動きになりました。 |
7月29日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
景気減速のなか、当局はインフラ投資拡大による雇用の安定化、景気の下支えに動いています。ここ数年、当局はインフラ投資の拡大を経済政策の主軸に置いており、資金調達に利用される地方政府特別債の発行は急増、地方政府債務が拡大しています。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
日経平均とTOPIXは先週そろって大幅高となったが、海外投資家の現物買い主導ではない模様。ただ、海外投資家は先物を顕著に買い越しており、裁定取引が先週の株高要因の1つとみられます。 |
日興アセットマネジメント |
“高インフレが続いている時、どのように投資したらよいか”という質問が増えている。結論から言えば、投資戦略を変える必要はない。なぜなら、投資目的が変わらなければ、長期ポジションを大きく変更する理由にならないからです。 |
8月1日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
パウエル議長は利上げペース鈍化の可能性に言及、4-6月期GDPは在庫投資のマイナス寄与大。米ハイテク大手決算は無事通過、雇用と物価は要注視だが米国株は弱気相場を脱する方向に。 |
しんきんアセットマネジメント投信 |
日本の物価は、主要国の中で極めて安い方です。前から顕著なことでしたが、今年の円安により、同じ通貨で見た日本の相対的な物価安が、一段と加速しています。 |
・2022年4-6月期ユーロ圏GDP成長率 予想を上回るプラス成長 ニッセイアセットマネジメント |
年率換算した4-6月期のGDP成長率は前期比2.8%増となりました。ロシアによるウクライナ侵攻は続いているものの、各国で新型コロナウイルスの規制が緩和されたことを受けて経済活動が活発化したことが成長率を押し上げる要因となったものとみられます。 |
8月2日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
米個人投資家のセンチメント指標をみると、「弱気」比率が低下し、足元で先行きを「強気」とみる投資家比率が上昇しており、市場心理の改善とともに、株価も戻り歩調を強めています。 |
・米国ハイイールド社債市場の2022年4-6月期の振り返りと今後のポイント 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
米国金利の上昇とリスク回避姿勢の高まりを背景に、ハイイールド社債市場は軟調です。景気後退懸念を背景に格付けの低いハイイールド社債は相対的に軟調です。 |
大和アセットマネジメント |
RBA(豪州準備銀行)は8月2日(現地)の理事会で、市場予想通り政策金利を1.35%から1.85%へ、 0.5%ポイント引き上げることを決定しました。利上げは今年5月から4会合連続で、0.5%ポイントの利上 げは3会合連続になります。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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