運用会社レポートピックアップ（5月31日～6月6日）

・マーケットビュー（2023年6月）

岡三アセットマネジメント

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　当面の米国10年国債利回りの予想レンジは3.20ｰ4.00％です。利上げ観測は根強く残っていますが、6月の米連邦公開市場委員会（FOMC）では利上げは見送られると予想します。

・大統領選挙後にトルコ・リラ安が加速

大和アセットマネジメント

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　トルコ・リラは米ドルに対し長期的に減価（リラ安）基調ですが、大統領選の進行とともにリラ安が強まり始め、28日の大統領選挙決選投票で現職のエルドアン氏が勝利すると、リラ安が加速しました。

・小売堅調も、米消費者は6カ月先への見方が低下

アセットマネジメントOne

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　30日に発表された5月の米消費者信頼感指数は市場予想を上回ったものの、半年ぶりの低水準となりました。6カ月先にビジネス環境が改善するとの比率はおよそ12年ぶりの、雇用増加を見込むとの比率はおよそ7年ぶりの低水準となりました。

・日経平均株価は6月メジャーSQ前の動きに注意

三井住友DSアセットマネジメント

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　6月物の株価指数先物とオプションは精算が重なる3カ月に1回の「メジャーSQ」です。メジャーSQの週は、株価は一時的に大きく上昇（あるいは下落）することがあります。

・息切れ感強まる中国景気のカギを握る経済政策

野村アセットマネジメント

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　中国国家統計局が5月31日に発表した5月の中国製造業PMIは48.8（市場予想49.5）と4月の49.2から低下し、好不況の分かれ目の50を2カ月連続で下回りました。

・ユーロ圏、金融政策の優先順位​​​​​​

ピクテ・ジャパン

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　ドイツ連邦統計庁が2023年5月31日に発表した5月の消費者物価指数はEU基準で前年同月比6.3％上昇と、市場予想の6.7％上昇、前月の7.6％上昇を下回りました。

・最下位からの脱出へスタートを切った日本株

野村アセットマネジメント

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　東証が1日に発表した5月第4週の投資部門別売買動向によると、海外投資家は日本株を9週連続で買い越しました。足元で日本企業に変革の動きがみられつつあることが海外勢の日本株買いにつながっているとみられます。

・最近の米経済指標とFOMCの選択

ピクテ・ジャパン

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　6月のFOMCを前に、金融政策について発言を控えるブラックアウト期間は6月3日に始まります。5月の雇用統計や消費者物価指数などを参考に、FOMC参加者はぎりぎりまで金融政策の判断を迫られると思われます。

・日銀決算から見る株高の要因

三井住友トラスト・アセットマネジメント

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　5月29日、日銀が2023年3月期の決算を発表しました。ETFの運用益を1兆1,044億円計上したこと等により、最終利益にあたる当期余剰金が2兆875億円となりました。

・予想以上の米雇用増加も、金利据え置きの見方優勢

アセットマネジメントOne

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　5月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比33万９千人増と、市場予想を上回り今年２月以降で最大の増加幅となりました。失業率は54年ぶり低水準の前月から上昇しました。

・投資環境ウィークリー

三菱UFJ国際投信

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　米債務上限問題が解決し、市場の関心は主要国の金融政策へ。来週13ｰ14日に米FOMCを控えて今週は米FRB高官の発言自粛期間。重要な経済指標もなく、相場は方向感に乏しいでしょう。

・日本株急騰の背景、海外メディアの日本褒め殺しにご用心

りそなアセットマネジメント

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　2023年4月から5月にかけての日本株の急騰は、外国人投資家の大量買入れに始まり、事業法人が自社株買いで続き、最後に空売りをしていた投資家が恐怖に駆られて買い戻したことで強烈な踏み上げ相場となりました。

・持たざるリスク高まる日本株を投資尺度で考える

野村アセットマネジメント

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　足元で日本企業に変革の動きがみられつつあることが海外勢の日本株買いにつながっているとみられ、日本株を持たざるリスクを意識した買いが指数を押し上げていると考えられます。

・オーストラリアの政策金利引き上げについて

SOMPOアセットマネジメント

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　6月6日、オーストラリア準備銀行（中央銀行）は、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを0.25％引き上げ、4.1％にすることを決定しました。

・テクニカル分析上は過去最高値までの戻りが視野に入った日経平均株価

三井住友DSアセットマネジメント

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　日経平均は、「フィボナッチ・リトレースメント」で目安とされる76.4％戻しを突破し、過去最高値38,915円87銭への戻りが視野に入りました。