プロから見たマーケット情報と今後の見通し【2025年01月版】

様々なファンドを運用するプロ(運用会社のファンドマネージャー)が考える、マーケット情報や各ファンドに関連する今後の見通しについてご紹介します。
本コンテンツは随時更新でお届けしており、各社独自の観点や時間軸でのコメントになっているため、様々な視点からマーケットの動きを考えることができます。
各コメントは、最大200文字の制限がありますので、もっと詳しく知りたい方は引用元をチェックしてみて下さい。
国内株式についてのマーケット情報と今後の見通し
コモンズ投信株式会社の見通し

代表取締役社長兼最高運用責任者 伊井哲朗
名古屋市出身、山一證券入社後、主に営業企画部に在籍し営業戦略を担当。
その後、メリルリンチ日本証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)の設立に参画し約10年在籍。コモンズ投信創業と共に現職。2012年7月から最高運用責任者兼務。
BSテレビ東京「日経プラス9」レギュラーコメンテーターも務めるなどメディア出演多数。
コモンズ投信は、骨太な長期投資家として特色があり、親子で経済や金融の知識を学べるセミナーも積極的に展開している。
著書に『97.7%の人が儲けている「投資の成功法則」(日本実業出版社)』などがある。
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運用状況について
当ファンドは、月間で▲1.93%の下落、投資先29銘柄中7銘柄が値上がり、22銘柄が値下がりとなりました。株式組入比率は、96.9%と前月比+0.2%の上昇となりました。当月、上場来高値を更新した銘柄は3銘柄、年初来高値を更新した銘柄は5銘柄ありました。当ファンドの組入銘柄数は変わらずの29社となっています。 -
マーケットの動き
米国大統領選挙が注目されました。トランプ氏と共和党の勝利は、直後に株高となり、かつてのトランプラリーを思い出せたようでした。当月、米国の主要株価指数は、いずれも過去最高値を更新しましたが、新政権での人事や政策への警戒感が強まり、欧州や日本の株式市場は軟調に推移しました。一方、国内市場では、日米の長期金利上昇から金融株が好調な中、米国の関税強化策から自動車株を中心に外需関連が軟調となりました。 -
投資環境の見通し
当面は、トランプ次期大統領の政策に注目が集まります。こうした中、国内企業において2025年度に向けた新経営体制のリリースが始まります。企業を取り巻く環境は不確実性が高い時期が続きますが、新体制が強いチームとなって乗り越えていけるかどうかを対話を通して確認していきます。
ファンド | 基準価額 (前日比) |
利回り (リターン) |
実質信託報酬 | 販売会社 | 最新分析 レポート |
---|---|---|---|---|---|
コモンズ投信
コモンズ30ファンド
|
48,015円
360円
|
4.82%
|
1.078% |
※本記事は、市場環境に関する情報の提供を目的として、作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではなく、いかなる内容も将来の市場環境等を保証するものではありません。
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
---|---|---|---|
1 | コモンズ30ファンド | コモンズ |
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★
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。
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ファンド名 | 基準価額 | 前日比 |
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