「10月新規設定の日本株ファンドが4位にランクイン」　2025年10月 資金流入額速報（推計値）

2025年10月  資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)　　

スペース

上位3ファンドは変わらず

1位「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）（オルカン）」、2位「インベスコ世界厳選株式オープン＜為替ヘッジなし＞（毎月決算型）（世界のベスト）」、3位「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」は、前月と同じです。

前月4位の「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドＤコース（毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし）」と5位の「ピクテ・ゴールド（為替ヘッジなし）」は、6位と7位に後退しました。

スペース

4位は「野村日本バリュー厳選投資」

4位にランクインしたのは、10月に新規設定された「野村日本バリュー厳選投資」です。

「野村日本バリュー厳選投資」は、資産・利益等に比較して株価が割安と判断され、今後の株価上昇が期待できる銘柄の中から割安修正のきっかけまでの期間を考慮して厳選し、投資します。また、.株式の実質的な組入にあたっては、フルインベストメントを基本としますが、投資環境、資金動向などを勘案して、運用担当者が適切と判断した際等には先物取引の利用も含めて株式実質組入比率を引き下げる場合があります。

日本株を主要投資対象とするファンドのランクインは、6月に1,523億76百万円の資金を集め資金流入額トップとなった「（早期償還条項付）野村ハイベータ日本株２５０６」以来です。

「野村日本バリュー厳選投資」、「（早期償還条項付）野村ハイベータ日本株２５０６」ともに、設定・運用は野村アセットマネジメント、販売は野村証券です。

「（早期償還条項付）野村ハイベータ日本株２５０６」は、10月に早期償還条項で定める基準価額 12,500円以上となったため、現在、繰上償還に備え、円建ての短期公社債等への投資による、安定運用に切り替わっています。

スペース

【関連記事】

□「上位5ファンドに変動なし　9月新規ファンドもランクイン」2025年9月　資金流入額速報（推計値）

□「ＷＣＭ世界成長株厳選ファンドが初のランクイン」2025年8月 資金流入額速報（推計値）

□「米国株式Fへの資金流入に変化の兆し？ランクインはｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ（Ｓ＆Ｐ５００）のみ」2025年7月資金流入額速報（推計値）