次世代教育関連ファンド(みらいエデュケーション)が誕生! 注目高まるエドテック関連

アムンディが『アムンディ・次世代教育関連ファンド(愛称:みらいエデュケーション)』を新規に設定。2019年10月18日から運用が開始される。アムンディは、フランス・パリに本拠を置き、世界6都市の主要運用拠点を通じて資産を運用する、世界屈指の資産運用会社である。
当初募集はりそな銀行と東海東京証券で行われる。どちらで購入しても、手数料は3.0%(税抜)だ。
※各社の販売手数料については、一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」にてミンカブ・ジ・インフォノイド社が調査
エドテックとは
デジタルテクノロジーを活用した新しい教育や学びを「エドテック(EdTeck)」呼ぶ。「Education(教育)」のEdと「Technology(技術)」のTechを組み合わせた造語で、デジタルテクノロジーを活用した新しい教育や学び、それを提供するアプリケーションやサービスを指す。エドテックにおける「教育」は、学校教育だけではなく、企業研修やリカレント教育※、幼児教育や個人の学びなど幅広い年齢層を対象にしている。エドテックがもたらすイノベーションは、従来の教育の仕組みや制度、産業構造、学習スタイルなどに劇的な変化をもたらすことだ。
※リカレント教育…一度社会に出た後の、企業による教育以外の訓練や教育、学び直し
アムンディ・次世代教育関連ファンド販売用資料よりミンカブ・ジ・インフォノイドにて作成
エドテックの市場規模と今後の成長性
日本ではエドテックの認知度は低いが、海外では高い。エドテックの市場規模は2015年実績で、世界で437億ドル、2020年には2倍以上の934億ドル、日本円で約10兆円の規模になると予測されている。年平均成長率16.7%との試算もあり、エドテックは成長市場といえる。そもそも世界の教育産業全体の規模は、約4兆ドル(2011年)、日本円で約400兆円もある。これは自動車産業を上回る規模で、教育産業がいかに大きいかがわかる。これほど大きな市場であるにも関わらず、教育はまだまだアナログな領域が多く、エドテックの開拓する余地は多く残されている。
参考図書:『EdTechが変える教育の未来』佐藤昌宏 著(インプレス)
エドテック関連ファンド
エドテック関連ファンドしては、『iFreeActive エドテック』と『エドテック・オープン』の2本がある。いずれも大和証券投資信託委託の設定したものだ。『iFreeActive エドテック』は2018年1月31日設定、『エドテック・オープン』は2019年4月26日設定といずれも新しい。日本でのエドテックの認知度の低さを物語っているとも言える。
エドテック関連の注目度向上に期待
今回の『アムンディ・次世代教育関連ファンド(愛称:みらいエデュケーション)』の設定によって、これから、エドテック関連の注目度が高まっていくことを期待したい。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | iFreeActive エドテック | 大 和 |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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