イギリス経済の動向と今後の見通し

アムンディ・ジャパンは11月12日イギリス経済の動向と今後の見通しについて、レポートを発表しました。それによると、現時点では低成長が続くと予想されているものの、EU離脱問題に対する姿勢が固まれば、これまで見送られてきていた企業投資などが再開されることも予想され、ポンドも上昇余地拡大も考えられるとのことです。
足元の景気についてですが、11日ONS(英国家統計局)が発表した2019年7-9月期の実質GDPは、前期比年率+1.2%で、2季ぶりのプラス成長となり、景気後退(2期連続前期比マイナス)は回避されました。これは企業活動が、EU離脱後の経済環境を読みきれずに萎縮しているのを、消費と輸出が下支えしたためと見られています。
12月12日に総選挙が実施されることとなり、保守党の優勢が伝えられる中で、合意の上でのEU離脱の現実味が増していると見られています。10月17日にイギリスとEUとで合意に達した離脱協定案が実現すれば、萎縮していた経済活動が再開される可能性があり、長らくくすぶっていた政治リスクが大きく減退するとともに、景気回復がより鮮明化する展開になった場合、ポンドは上昇余地が拡大すると、同社では考えています。
▼アムンディ・ジャパン
英国経済動向と今後の見通し~2019年7-9月期GDPより(449KB)[pdf]
オススメのイギリス関連ファンド
名称に”英国”を冠しているファンドは10本あります。この中でオススメのファンドは『インベスコ英国ポンド建て債券ファンド<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(Mr.ポンド)(インベスコ)』です。レーティングの星が3つと最も高い評価を得ています。
同ファンドは6つの金融機関で取り扱われています。カブドットコム証券、楽天証券、松井証券、三菱UFJ銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が手数料を2.0%(税抜)としています。
※各社の販売手数料については、一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」にてミンカブ・ジ・インフォノイド社が調査
【関連記事】
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。
新着記事
最近見た銘柄
ファンド名 | 基準価額 | 前日比 |
---|---|---|
auAM Nifty50インド株ファンド | 11,365円 | 116円 |
投資信託ランキング
4月の投資信託おすすめ銘柄5選
人気記事ランキング
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト