選挙関連 衆院選迫り注目度高まる

10月31日に予定されている衆院選が目前に迫ってきた。9月29日に実施された自民党総裁選では、岸田文雄氏が同党の新総裁に選出された。岸田氏は臨時国会での、首相指名選挙を経て新首相に就任した。今回の衆院選は、岸田首相が率いる自民党、公明党による連立政権と、立憲民主党など野党が衆院の465議席を争う格好となる。
10月上旬時点で、衆院での議席数は自民党が276、公明党が29、立憲民主党が110などとなっている。法案を可決するのに必要な「過半数」は233議席で、続いて「安定多数」となる244議席、「絶対安定多数」の261議席、更に「3分の2」を占める310議席が、目安となる議席数だ。現在、与党の自民党と公明党は3分の2に近い議席を得ているが、今回の衆院選でこの議席数がどう変化するかが注目されている。
今後、19日の衆院選の公示から選挙本番に向けて、選挙関連銘柄は一段と注目されそうだ。また、来年夏には参院選が予定されている。
投開票機材や封筒など需要
個別銘柄では、ムサシ(7521)は選挙業務の効率化を進める選挙システムを手掛けている。投票用紙読取分類機や計数機、交付機などを扱っている。イムラ封筒(3955)は、選挙活動によるダイレクトメールなどで封筒への需要増が見込める。グローリー(6457)は投票用紙の分類機や投票用紙自動交付機など各種機器を製造・販売している。
更に、インテージホールディングス(4326)は選挙運動に関するリサーチサービスを行っている。クロス・マーケティンググループ(3675)は選挙関連のインターネットリサーチなどを展開。福井コンピュータホールディングス(9790)は選挙出口調査システムを手掛けている。
各銘柄がどのようなファンドに組み入れられているかは、「組入投信」というタブで確認することができる。株式の銘柄から投資信託の銘柄を探すことができるため、ぜひ一度、確認してみていただきたい。
【関連記事】
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
---|---|---|---|
1 | 三井住友・中小型株ファンド | 三井住友DS |
★
★
★
★
|
2 | ジャパン・ロボティクス株式ファンド(1年決算型) | 日 興 |
★
★
★
|
3 | シュローダー年金運用ファンド日本株式(年金日株) | シュローダー |
★
★
★
|
4 | シュローダー日本ファンド(確定拠出年金向け) | シュローダー |
★
★
|
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。
新着記事
最近見た銘柄
投資信託ランキング
5月の投資信託おすすめ銘柄5選
人気記事ランキング
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト