運用会社レポートピックアップ(2月24日~3月1日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
2月24日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
インベスコ・アセット・マネジメント |
全今後のグローバル⾦融市場をみるうえでは、軍事情勢とロシアからの欧州向けエネルギー供給の⾏⽅が重要です。 |
・最近の原油市場の動向~ウクライナ情勢の悪化で供給不足への懸念高まる~ 日興アセットマネジメント |
2010年以降、原油価格が大きく変動した時の主な要因を振り返ってみます。 |
・ウクライナ情勢と世界株安 岡三アセットマネジメント |
日株価の中期的な方向性を決めるのは企業業績などのファンダメンタルズです。ニュースフローに過剰に反応しすぎない、冷静な投資姿勢が重要だと考えます。 |
2月25日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
シュローダー・インベストメント・マネジメント |
足元のインフレ圧力を巡る懸念に対するヘッジ手段としてコモディティを選好していますが、原油や金についても、ロシアによるウクライナへの軍事作戦に対するプロテクションとなることが期待されます。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
相場の観点では、ロシア側の狙いがみえてきたことや、経済制裁に国際銀行間通信協会(SWIFT)からの遮断や原油・天然ガスの輸出制限が含まれていないことは、過度な不透明感を和らげる材料です。 |
フィデリティ投信 |
不安いま警戒すべきは、景気後退というより、インフレです。国債はインフレに備えられません。 |
2月28日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
シュローダー・インベストメント・マネジメント |
この危機はまだ続いており、事態の成り行きについて確固たる結論を出すことは不可能となっています。 |
りそなアセットマネジメント |
長景気後退リスクが高まる際には、信用力の低い社債のデフォルトリスクが意識され、ハイイールド債の信用スプレッドが拡がり易くなりなります。 |
野村アセットマネジメント |
ロシアへの与信残高は経営体力の弱いイタリアの金融機関など欧州勢が7割を占めており、ロシア制裁が長期化すれば、金融システムの緊張が高まることも投資家心理に影を落とすと想定されます。 |
3月1日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
日興アセットマネジメント |
ロシアがウクライナに侵攻し、地政学リスクが著しく高まったことも、株式市場の下押し要因となりました。 |
・オーストラリア金融政策 ウクライナ情勢は新たな不確実性の要因 大和アセットマネジメント |
賃金の伸びはまだ緩やかなままであり、持続的なインフレ目標の達成と整合的になるには、しばらく時間がかかりそうです。 |
アセットマネジメントOne |
米10年国債利回りは今年2月15日に2.04%台と、およそ2年半ぶりの高水準を記録しましたが、 ロシアによるウクライナ侵攻を背景としたリスク回避とみられる動きもあり、足もとは2%を下回って推移しています。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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