「 流入額減少の中、インデックスファンドは堅調」 2022年2月資金流入額速報(推計値)

2022年2月 追加型株式投資信託 資金流入額(推計値)ランキング(除くETF)
(資金流入額=設定額-解約額)
「アライアンス米国成長株投信Dコース」がトップ。但し、資金流入額は半減
資金流入額トップは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」です。2021年10月以降、トップと2位を繰り返しています。
資金流入額は、前月の1,242憶56百万円から、ほぼ半減し685億31百万円となっています。
資金流入の減少は、投信全般の傾向です。資金流入上位10ファンド合計で見ると、2022年1月が5,674億69百万円であるのに対し、2月は2,859億39百万円と半減しています。
足元の投資環境により、買いを手控える投資家が多かったようです。
インデックスファンドへの資金流入は堅調
そんな中、注目されるのはインデックスファンドです。
ランクインしているインデックスファンドの1月と2月の資金流入額を比べると
1月 590億89百万円 2月 521億39百万円
1月 289億74百万円 2月 247億87百万円
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
1月 211億87百万円 2月 217億81百万円
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
1月 255億82百万円 2月 210億40百万円
「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」は増加、他の3ファンドは、減少ながら減少額は限定的です。
インデックスファンドは、積立投資で利用する投資家の割合がアクティブファンドよりも多いことが要因であると思われます。
順位 | ファンド名 | 運用会社 |
資金流入額 (百万円) |
純資産総額 (百万円) |
1 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | アライアンス | 68,531 | 1,638,679 |
2 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際 | 52,139 | 980,526 |
3 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | アライアンス | 29,167 | 546,216 |
4 | ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド | AM-One | 25,416 | 189,859 |
5 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ国際 | 24,787 | 420,332 |
6 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 楽 天 | 21,784 | 473,955 |
7 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500) | SBI | 21,040 | 467,508 |
8 | マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型) | マニュライフ | 16,148 | 232,573 |
9 | キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカICA | キャピタル | 14,070 | 61,056 |
10 | フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)(テンバガー・ハンター) | フィデリティ | 12,860 | 261,995 |
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配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJAM |
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2 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJAM |
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3 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500) | SBI |
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4 | キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカICA | キャピタル |
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5 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) | 楽 天 |
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6 | マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型) | マニュライフ |
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7 | フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)(テンバガー・ハンター) | フィデリティ |
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8 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | アライアンス |
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9 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | アライアンス |
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10 | ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド | AM-One |
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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