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比較チャート活用法 バランスファンド編

レポート
配信元: NTTデータ エービック
投稿:2019/06/28 09:30
比較チャート活用法 バランスファンド編

みんかぶ投信の各ファンドの基本情報画面に表示されている基準価額のチャートには、代表的な株価指数や為替、また他のファンドと比較する機能があります。

比較チャートは、単純にファンドの良し悪しの確認だけでなく、様々なことに活用できますので、何回かに分けて、活用法をご紹介します。

 

今回は、バランスファンドの商品特性の確認法です。

 


【バランスファンドにも色々ある】
「バランス」という言葉からくるイメージは、「つり合いが取れている」でしょう。
しかし、実際にはバランスファンドの商品特性(価額特性)は多種多様であり、同じように釣り合っているわけではありません。
バランスファンドの商品特性は、大まかに言うと「何に」、「どれだけ」、「どの様に」投資しているかによって決まります。

・「何に」 分散する資産の種類
・「どれだけ」 各資産への配分比率
・「どの様に」 配分比率を固定するのか、投資環境に応じて見直すのか、など

 

株式など価格変動が相対的に大きな資産への投資比率が高いバランスファンドは、より株式市場の影響を受けやすくなります。

また、外貨建て資産に投資するファンドは、為替変動の影響を受けます。

 

各ファンドの目論見書等に記載されている「投資方針」には、基本的に投資する資産の種類と投資配分と運用方法が記載されています。
但し、内容を読んで商品特性をイメージできる人は多くないでしょう。

 

商品特性をイメージするのは、実際の運用状況を見るのが一番です。

 


【運用経過から商品特性を確認】

みんかぶ投信の個別ファンドの基本情報画面で、過去の基準価額の推移が確認できます。

 

今回は、東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)(円奏会(年1回決算型))の基準価額の推移を確認しました。

 

東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)(円奏会(年1回決算型))の各資産への配分比率は、日本債券70%、日本株式15%、日本REIT(不動産投資信託)15%が基本です。

 

でも、このチャートだけだとリスクの水準がどの程度か分かり辛いですね。
2018年12月には、大きく基準価額が動いたようにも見えます。

 

そこで、活躍するのが比較チャートです。


リスク性資産の代表である株式と比較してみます。

 

 

株式に15%投資していますが、株式市場全体の動向とは、かなり違っていることが分かります。


ファンドのチャートでは、大きく下げたように見えた2018年末も、値下がりは限定的であり、回復に要した期間も短期間であったことが分かります。
債券とREITへの分散投資効果と言えるでしょう。
一方で、株式市場は年初から4月後半にかけて上昇していますが、ファンドの基準価額の上昇は限定的です。

 

このように、気になっているファンドを選んで、比較チャート機能を使えば商品特性がイメージしやすくなります。

 

また複数のファンドを選んで、比較するのも有効です。

のむラップ・ファンドを例に挙げて確認してみましょう。

のむラップ・ファンドには、商品特性の異なる(資産配分が異なる)、「保守型」、「やや保守型」、「普通型」、「やや積極型」、「積極型」の5種類のコースがあります。

 

保守型」よりも「積極型」のほうが、リターンが期待できる一方で基準価額の変動が大きくなりそうなことは想像できますが、それがどの程度なのかは分かりません。

また、「普通型」ってなにがどう普通なのか?「やや保守型」、「やや積極型」の「やや」の程度も分かりません。

 

ここでも、活躍するのが、比較チャートです。

 

過去1年だと分かり難いので、設定来で見てみましょう。

 

(黄色=「保守型」  赤=「やや保守型」   青=「普通型」  オレンジ=「やや積極型」   黒=「積極型」

各コースの特性が分かりやすくなりました。

 

ラップ型ファンドなどは、リスク特性の異なる複数のコースが用意されているので、同じように基準価額を比較すれば、各コースの特性が分かりやすくなります。

 


バランスファンドを選ぶ際には、運用の目的や想定する運用期間に適したファンドを選ぶのが重要です。

当サイトのチャート比較機能を自分に合ったファンド選びにお役立てください。

 

 

配信元:NTTデータ エービック

このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)

投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。

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