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プロから見たマーケット情報と今後の見通し【2024年09月版】

配信元: MINKABU FUND PRESS

著者: みんかぶ編集室

更新: 2024/09/20 09:29 (投稿:2024/09/20 09:29)

様々なファンドを運用するプロ（運用会社のファンドマネージャー）が考える、マーケット情報や各ファンドに関連する今後の見通しについてご紹介します。
本コンテンツは随時更新でお届けしており、各社独自の観点や時間軸でのコメントになっているため、様々な視点からマーケットの動きを考えることができます。

各コメントは、最大200文字の制限がありますので、もっと詳しく知りたい方は引用元をチェックしてみて下さい。

※引用元のMINKABU FUND PRESSでは、最新情報のみを表示しています。

国内株式についてのマーケット情報と今後の見通し

コモンズ投信株式会社の見通し

代表取締役社長兼最高運用責任者　伊井哲朗

名古屋市出身、山一證券入社後、主に営業企画部に在籍し営業戦略を担当。
その後、メリルリンチ日本証券（現三菱UFJモルガン・スタンレー証券）の設立に参画し約１０年在籍。コモンズ投信創業と共に現職。2012年7月から最高運用責任者兼務。
BSテレビ東京「日経プラス9」レギュラーコメンテーターも務めるなどメディア出演多数。
コモンズ投信は、骨太な長期投資家として特色があり、親子で経済や金融の知識を学べるセミナーも積極的に展開している。

著書に『97.7％の人が儲けている「投資の成功法則」（日本実業出版社）』などがある。

運用状況について更新：2024年09月20日

8月、当ファンドは+1.48％の上昇となりました。組入上位銘柄の騰落率では、東映アニメーション+33.60％、アイスタイル+19.00％が上位2銘柄、三越伊勢丹HD▲27.65％、デクセリアルズ▲11.75％が下位2銘柄となりました。
組入銘柄の中では5％以上上昇した銘柄が22社ありました。
当月、ポートフォリオ組入銘柄数は変わらず59社、株式組入比率は92.6％（前月末比▲5.1％）です。
マーケットの動き

日米の金融政策のステージが大きく転換し、為替、金利、株式などの各市場で大きな資金シフト（手仕舞い）が起きた印象です。特に、半導体関連企業の多い国の株式市場の下落は大きなものでした。日本では、8月5日に▲4,451円の過去最大の下げとなり「令和のブラックマンデー」とも呼ばれました。日銀副総裁の講演で市場の安定化に向けたメッセージが出たことから、月末までに急ピッチで回復し下げ幅の3分の2を戻しました。
投資環境の見通し

8月、当ファンドでは月初の急落時に積極的に買い増しを行い、株式組入比率を99.07％まで引き上げました。月末にかけての戻り局面では、徐々に現金比率を高め、株式組入比率を91.25％まで下げるなど対応を行いました。先行き不安定な局面もあるとの判断から、現金比率を高めて次の局面に備えました。米国の利下げが近づいているため、小型成長株への注目が高まり当ファンドのパフォーマンスも堅調になると考えています。

ファンド	基準価額 (前日比)	利回り (リターン)	実質信託報酬	販売会社	最新分析レポート
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