「ボラティリティが高まる中でも上位ファンドへの資金流入堅調」2025年4月資金流入額速報（推計値）

2025年4月  資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)　

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上位3ファンドは前月と変わらず

1位「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）」、2位「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」、3位「インベスコ世界厳選株式オープン＜為替ヘッジなし＞（毎月決算型）（世界のベスト）」は、前月と同じです。

資金流入額は、「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」が、前月よりも若干、減少したものの「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）」と「インベスコ世界厳選株式オープン＜為替ヘッジなし＞（毎月決算型）（世界のベスト）」は増加しています。

市場全体がトランプ関税に振り回された感がある4月でしたが、上位ファンドへの資金流入は、そのような環境下でも、堅調に推移しました。

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米国成長株投信Ｄコース毎月決算型は資金流入額が大幅に減少

上位3ファンドへの資金流入は堅調であったのに対して、前月、資金流入額761億17百億円で4位だった「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」の4月の資金流入額は、218億90百億円と3分の1以下に減少し、順位も8位まで後退しました。これは同シリーズの「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｂコース（為替ヘッジなし）」を下回る水準です。

各ファンドが概ね前月の資金流入額水準を維持したのに対し、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」が、資金流入額を大幅に減らしたのは、予想分配金提示型という分配方針にあると思われます。過去に分配金が0円となる水準まで基準価額が下落した局面では、資金流入額の大幅低下、または資金流出となっています。

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