動画配信 「5G」視野に市場急拡大
株式市場で「動画配信」が注目を集めている。動画配信とはインターネットなどを経由しパソコンやスマートフォンを通じて動画コンテンツを視聴できるサービスのこと。無料でのサービスが多いが、定額課金のサブスクリプション方式で映画やドラマを配信する事業も急成長している。動画配信市場が、いち早く開花した米国ではネットフリックスがネット動画配信サービスの最大手となり、世界展開を進めている。
このネットフリックスを追う格好で米国では、動画配信サービス市場の競争が激化。ウォルト・ディズニーは11月から動画配信サービスの「ディズニー+(プラス)」を開始。同様にアップルも「アップルTV+(プラス)をスタートさせている。アマゾン・ドット・コムは「プライム・ビデオ」のサービスを展開している。
「YouTube」を傘下に持つ米アルファベット(グーグル)を加え、米IT大手などが先頭を走る格好で動画配信市場は今後、急成長が見込まれている。特に、大量のデータを高速で送受信できる次世代通信規格「5G」の普及を視野に、動画配信市場はさらに拡大することが確実視されている。
サイバーなどに注目
米国と同様に日本でも動画配信サービスの市場は急成長している。デジタルコンテンツ協会(東京都千代田区)によると2018年の市場規模は前年比19%増の2200億円と17年度比2ケタの成長となったと試算している。日本国内では、インターネットテレビ局「AbemaTV」を開設しているサイバーエージェント(4751)やユーチューバーのコンテンツ制作サポート事業を展開するUUUM(3990)、音楽配信サービスや動画配信事業を展開するUSEN-NEXT HOLDINGS(9418)、それにNTTドコモ(9437)やZホールディングス(4689)などが関連銘柄として挙げられている。
コンテンツ関連のファンド
コンテンツをテーマとするファンドには、以下の4本のファンドがある。
❏netWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドAコース(為替ヘッジあり)(GS)
❏netWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし)(GS)
❏日本株オープン 新潮流(AM-One)
この中でnetWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドAコース(為替ヘッジあり)とnetWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし)はレーティングの星5つと高パフォーマンスだ。両ファンドとも50以上の金融機関で取り扱われている。
両ファンドともフィデリティ証券が手数料ゼロのノーロード・ファンドとしている。
※各社の販売手数料については、一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」にてミンカブ・ジ・インフォノイド社が調査
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❏デジタル社会支える高速・大容量通信 -5G(第5世代移動通信システム)-
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | netWIN GSテクノロジー株式ファンドAコース(為替ヘッジあり) | G S |
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2 | netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし) | G S |
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3 | 日本株オープン 新潮流 | AM-One |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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