みつぼしフライト２０１９－０３が繰上償還に

りそなアセットマネジメントは4月6日（月）に「りそな・リスクコントロールファンド２０１９－０３（みつぼしフライト２０１９－０３）」の繰上償還決定を発表した。2月下旬以降の「新型コロナウイルス」の世界的な感染者拡大を背景とした株式市場の大幅な下落などを受け、同ファンドでは成長性重視資産の投資比率引き下げ、安定性重視資産の投資比率の引き上げを行い、また3月中旬以降はキャッシュ等の組入れを実施したが、「確保ライン」まで下落、繰上償還となった。

みつぼしフライトシリーズは、投資環境の変化に応じた資産配分の調整、基準価額下落時においても、あらかじめ設定した『確保ライン』を上回る水準での運用の継続を目指す、確保ラインを下回った場合でも、確保ラインが保証されるなどの特長から人気を博してきた。その第1弾である「りそな・リスクコントロールファンド２０１９－０３（みつぼしフライト２０１９－０３）」は、設定から順調に基準価額を伸ばし、2020年2月13日には、基準価額が10,504円となり、翌14日より確保ラインが10,000円に引き上げられ、元本が100%保証される状態となった。

シリーズの中では３月３０日に「りそな・リスクコントロールファンド２０２０－０２（みつぼしフライト２０２０－０２）」が確保ライン9,500円を下回る事態となり、4月15日に繰上償還となっている。

りそな・リスクコントロールファンド２０１９－０６（みつぼしフライト２０１９－０６）

りそな・リスクコントロールファンド２０１９－０９（みつぼしフライト２０１９－０９）

りそな・リスクコントロールファンド２０１９－１０（みつぼしフライト２０１９－１０）

りそな・リスクコントロールファンド２０１９－１２（みつぼしフライト２０１９－１２）

の4ファンドに関しては、信託報酬が引き下げられる。これは市場混乱により、各ファンドがキャッシュ等の割合を高め、リスク性資産の割合が低下したためである。

変更後の信託報酬は4月7日以降5月11まで適用される。

信託報酬は1ヶ月に1度見直すこととなっており、各ファンドの純資産総額における前月末営業日のリスク性資産割合（成長性重視資産と安定性重視資産の合計）に応じて定めることとなっている。

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