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運用会社レポートピックアップ(7月22日~7月28日)

レポート
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
投稿:
運用会社レポートピックアップ(7月22日~7月28日)

7月22日(水)~7月28日(火)の間に運用会社より発表された各種レポートをピックアップしてご紹介します。

 

7月22日(水)

レポート名・発表会社 概要

米国の超大型成長企業の決算内容に注目

アセットマネジメントOne

・米主要企業の4‐6月期決算は、S&P500種指数採用企業の業績変化率が前年同期比-41.8%と推計されている。過半数のセクターの推計が下方修正され、情報技術はほぼ横ばいに。
・米国株式市場の割高感が指摘されるなか、さらなる上昇には主要企業の市場予想を上回る決算が必要と思われる。時価総額で上位に名を連ねる超大型成長企業の決算内容が今後注目される。

新型コロナウイルスのワクチン開発動向

三井住友DSアセットマネジメント

・世界各国でワクチンの開発が急ピッチで進行中、すでに第3相試験まで進んだ研究グループもある。
・英オックスフォード大学と英アストラゼネカ社による研究が早く進み、ワクチンは9月に供給開始予定。
・ワクチン開発の予測は困難だが、臨床試験が段階的に進む限り、株価の下支え要因になるとみる。

コロナ禍を契機に製紙業界の『ビジネスモデル』の転換が加速

三井住友DSアセットマネジメント

新型コロナの感染拡大に伴い、マスク、除菌ウエットティッシュ、ペーパータオルなど衛生用品やインターネット通販向け段ボールの需要は急増しています。一方で在宅勤務の増加などから印刷、情報用紙を使う機会は急減するなど需要は劇的に変化しています。これを受け、製紙各社は生産設備の改造や増産、新製品投入によって、印刷用紙などの汎用品から衛生用品など高付加価値品へ『ビジネスモデル』の転換を加速させています。

欧州の結束、ようやく合意した復興基金

ピクテ投信投資顧問

復興基金がようやく合意に達しました。補助金の割合を減らすなど、財政負担を懸念する4ヵ国への配慮から妥協した面もありますが、欧州の結束が示せたことは大きな成果と見られます。市場でもユーロ(並びに欧州株式)は上昇しました。欧州の国債利回りは比較的落ち着いていますが、コロナ前の水準をうかがう推移となっています。

 

7月27日(月)

レポート名・発表会社 概要

米住宅販売は当面、回復基調が予想される

アセットマネジメントOne

・ 6月の米新築住宅販売件数は市場予想を上回り、約13年ぶりの水準を回復。中古住宅販売件数は市場予想を下回ったものの、4ヵ月ぶりに増加し、1999年以降で過去最高の伸びとなった。
・住宅ローン金利は過去最低、住宅ローン申請指数はおよそ11年ぶりの高水準。新型コロナウイルスの影響などで郊外への転居が増加するとの見方もあり、米住宅販売は当面、回復基調が予想される。

7月以降の米経済指標が株価の調整に繋がる?

JPモルガン・アセット・マネジメント

米国では、ロックダウン解除後の5月や6月の経済指標が堅調で、それが米国や世界の株高に繋がりました。しかし今後は、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で経済指標の改善が鈍り、投資家の失望を招く恐れがあります。

円高進行のリスクを考える

三井住友DSアセットマネジメント

・米中の対立で市場に警戒感が広がり、ドル円は24日に約4カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。
・年初からドルの対円での高値は切り下がっており、オプション市場では円高に備える動きもみられる。
・米中対立、コロナ、世界景気の動向が悪化しない限り、一本調子のドル安・円高進行は回避か。

コロナ禍を機に結束を示した欧州~今後の統合深化の可能性に注目~

日興アセットマネジメント

7月17~21日のEU(欧州連合)首脳会議は、総額7,500億ユーロの復興基金「次世代のEU」を創設することや、2021~27年のEU中期予算を1兆ユーロ強とすることで合意に至りました。これを受け、EUの結束や中長期の成長力が高まるとの期待が拡がり、21日に世界的に株価が上昇するなど、投資家がリスク選好姿勢を強めたほか、ユーロが買われ、24日に対米ドルで一時、2018年9月以来の高値をつけました。

 

7月28日(火)

レポート名・発表会社 概要

米中独の製造業に持ち直しの動き

アセットマネジメントOne

・ドイツのIfo経済研究所による7月の景況感指数は3ヵ月連続で上昇し、製造業指数は3ヵ月連続でマイナス幅を縮小。中国の6月の工業利益は1年3ヵ月ぶりの高い伸びを記録。
・7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は3ヵ月ぶりに低下も、市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染者数の拡大が続くなか、米中独の製造業持ち直しの動きが継続するか注目される。

新興国にも広がる量的金融緩和政策

三井住友DSアセットマネジメント

・量的緩和は日銀が2001年に初めて導入、その後欧米で広く採用され、最近豪州、カナダも開始。
・新興国にも量的緩和採用の動きが広がっており、春先には13行もの中央銀行が実施を表明した。
・ただ先進国の前例を踏まえると問題点もあり、量的緩和の効果は長期的な観点での評価が必要。

膠着状態が続くトルコ・リラ~難しいかじ取りを迫られる中央銀行~

日興アセットマネジメント

トルコ・リラは今年5月初め、新型コロナウイルスの感染拡大などを背景に大きく売り込まれ、2018年のトルコ・ショック時につけた対米ドルでの最安値を更新しました。足元では、下げ幅をやや縮めた水準で、ほぼ膠着状態となっています。

 

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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド

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