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長期投資のすすめ1~何のために投資をするのか~

コラム
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
投稿:2020/10/14 07:00
長期投資のすすめ1~何のために投資をするのか~

これから「長期投資のすすめ」という切り口で資産運用の基本とポイントを複数回にわたって掘り下げていきます。ファンドマネージャーやアナリストの皆さんにも運用の秘訣を伺いますが、「何のために投資をするのか?」を明確化しなければ、自分に合った答えを出すことはできません。まずは足場を固めるために、この課題を考えた上で長期投資に向き合っていきたいと思います。

もちろん「お金を増やすため」と当たり前のように考えると思います。ただ、そのお金は何のために必要なのでしょうか。投資は様々な方法で行うことができます。もちろんギャンブルとも異なり、金額や投資対象や期間も自由に決めることができるのですが、様々な選択肢があるがゆえに、目的が明確にならないと不要なリスクをとってしまう可能性があります。

 

 

目的の決め方

多くの人はどのような目的で投資に取り組んでいるのでしょうか。金融庁のホームページにある投資の基本で事例をいくつか見ることができます。

 

複利効果のイメージ

出所:金融庁ホームページ

 

 

就職・結婚資金・住宅資金・出産・子育て・転職・老後生活・相続などがあります。様々なライフイベントとそれに応じて貯蓄・収入・支出が変動していきます。数十年先のことを明確に思い描くことは難しいかと思います。

そこで、仮のイベントを数年後・十年後において手元にある投資可能な資金と一緒に考えてみます。

 

 

長期投資のポイント

長期投資では重要なのは複利効果です。なんだか難しそうな言葉ですが、先ほどの金融庁ホームページにあるグラフで確認してみましょう。仮に100万円を投資して、イベントが1年後だった場合、5年後だった場合、10年後だった場合でその年の投資成果が大きく違っていることがわかります。

 

 

投資期間と複利効果の関係

出所:金融庁ホームページ

 

 

単利と複利で比較がされていますが、長期投資のポイントはここにあります。期間が長ければ長いほど、有利なるのです。もし期間が上の10年ではなく、20年や30年だったら複利でお金がどんどん増えて老後も安心のように思えますね。

ただし、そう簡単にはいきません。投資収益率を毎年10%、それも20年から30年も継続できるはずはないからです。ゼロ金利・マイナス金利という言葉を聞いたことはあるでしょうか?無い方は銀行の円預金金利を確認してください。10%には遠く及ばない数字です。

日本銀行が発表している普通預金の平均年利率は2020年9月時点で0.001%です。これを当てはめると夢のような複利効果も微々たるものになってしまいます。では、どうすればよいのでしょうか?次回からもう少し先に進んでみたいと思います。

 

 

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