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みんかぶプレミアムとは前回は長期投資のポイントとして、時間と金利について紹介しました。銀行の預金は利率がとても低いので、長期でもお金を増やすことができません。まずはどれくらい増えないのか、前回と同じく金融庁のホームページで調べてみましょう。毎月の積立金額1万円、想定利回り0.001%(年率)、 積立期間10年の想定です。
出所:金融庁
はい。画面には運用収益(0.0万円)と記載がございます。普通預金ではなく日本国債という手段もあるのですが、2020年9月現在で長期金利は0.01%前後であり資産形成には結びつかないことがわかります。ゼロ金利・マイナス金利の日本ではこのような状況ですが、2020年9月現在のアメリカでは長期金利が0.6%前後で推移しています。
日本から米国でこの金利を享受するには、円から米ドルにして米国債を購入することになります。その際に為替リスクを負い、利回り分よりも大きな変動の可能性があります。
しかし、もしアメリカに住んでいて米ドルを使っている人には為替リスクがありません。その前提でシミュレーションをすると以下のようになります。毎月の積立金額1万円、想定利回り0.6%(年率)、 積立期間10年の想定です。
出所:金融庁
今回はようやく数年が経つと運用収益が見えてくるようになりました。もしこれが、1%や3%という複利で長期投資ができれば大きな違いがでてきます。
世界には様々な国があり、成長の速度もバラバラです。時間を味方に付けると複利効果で資産を増やすことができますが、日本では難しそうです。アメリカでは0.6%ですが新興国をみると数%というケースもあります。しかし、為替リスクを負うことでその収益を失い損失を出す可能性もあります。そもそも国債を買うということは国にお金を貸すことです。貸したお金は返してもらうのが基本です。他にも株を買うという選択肢があります。
成長とは人口が増えたり、企業の収益が伸びることでもたらされます。その企業の持ち主になるのが株式投資です。なぜ金利が大きく違うのでしょうか。お金を高い金利で借りても、それ以上に成長している企業と、そのような企業がたくさん集まっている国もあります。日本もかつてはそうでした。金利も遥かに高く、2万円台半ばの日経平均株価が100円台だったこともあります。もし100円で購入した株が2万円代になっていたら、ものすごく大きな利益がでますね。ただし、本コラムのタイトルにもあるとおり、「時間」を味方につける必要があります。100円台だったのは1950年代で当時は東証平均株価と呼ばれていました。日本が新興国から先進国になる数十年間、上がったり下がったりを繰り返す中でも投資を続ける必要があります。ここでピンと来る人は、「現在の新興国に投資をして同じように待ち続ければいいのでは?」と思われるかもしれません。次回は「貸す」と「買う」の観点からこの部分に入っていきたいと思います。
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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