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運用会社レポートピックアップ(8月18日~8月24日)

レポート
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
投稿:
運用会社レポートピックアップ(8月18日~8月24日)

8月18日(水)~8月24日(火)の間に運用会社より発表された各種レポートをピックアップしてご紹介します。


8月18日(水)

レポート名・発表会社 概要

アフガニスタン政権崩壊とタリバンの復権〜株式市場への影響は?

三井住友DSアセットマネジメント

 8月15日アフガニスタン政権は事実上崩壊し、タリバンが再び政権を握ることが確実になりました。タリバン復権の背景には、アフガニスタンからの米軍の撤退という要因があります。株式市場は新政権樹立の織り込みを終え、地政学リスクに警戒しつつ政権の体制を見守る必要があります。

デルタ株の感染拡大が行方を握る米中景気

野村アセットマネジメント

 米国、中国ともにデルタ株の感染拡大は経済回復への重荷となっており、 日々の感染状況や政府の感染対策を注視する必要がありそうです。

アフターコロナに向けた米国投資の注目点

ニッセイアセットマネジメント

 投資家の待機資金とされる米国のMMF残高は高水準を維持し、投資機会を探っていることを示していると考えられます。米国企業は潤沢な手元資金を抱え、設備投資や株主還元などいかにして有効活用していくかが注目されそうです。


8月19日(木)

レポート名・発表会社 概要

人民元が投資家にもたらす恩恵

アライアンス・バーンスタイン

 中国の人民元に投資している多くの投資家は2021年4-6月期に力強い上昇の恩恵を受けましたが、政策を巡る不透明感が人民元の短期的な見通しを悪化させかねないと懸念しています。しかしながら、人民元のリスクバランスはさらに上昇する方向にあるとみています。

各国中銀がデジタル通貨への取り組みを強化

アセットマネジメントOne

 世界各国の中央銀行がデジタル通貨への取り組みを強化しつつあります。中央銀行がデジタル通貨について検討を開始したのは、ビットコインなどの利用拡大や大手ハイテク企業による仮想通貨発行計画への警戒感が大きな要因となっています。

非接触ビジネスのニーズは後退しない!?

日興アセットマネジメント

 コロナ禍で多くの国が導入した外出制限措置などにより非接触ニーズが高まり、オンラインでのコト消費が増えました。消費者は利便性を体験し、供給側もサービスを充実させている事実に鑑みると、オンラインでのコト消費ビジネスは定着する可能性が高いと考えられます。


8月20日(金)

レポート名・発表会社 概要

トヨタショックと日本株

三井住友DSアセットマネジメント

 トヨタ自動車は9月の世界の自動車生産台数について、当初の計画から4割程度減少するる見通しを明らかにしました。東南アジアや国内ではコロナの感染が続いており、秋に政治イベントも控えていることから、日本株は上値の重い展開がしばらく継続しそうです。

新興国通貨は各国の金融政策や景気格差が焦点に

ニッセイアセットマネジメント

 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる懸念から2020年3月に急落した新興国通貨の回復が進んでいます。米国のテーパリング開始時期が意識される中、今後の新興国各国の金融政策の行方にも市場の注目が集まりつつあります。

不動産デットへの投資: 密を避けつつ、マスクは続けよう

アライアンス・バーンスタイン

 米国経済の回復基調が鮮明となる一方で、投資家は新型コロナウイルスの変異株出現やインフレ圧力の高まり、中期的な利上げ期待など、さまざまな変化への対応を迫られています。
 投資適格社債やハイイールド社債といった伝統的クレジット資産からの有効な分散投資先として、魅力的な利回りと比較的手厚い投資家保護が享受できる不動産デット投資に以前から注目してきましたが、足元でこの資産クラスの魅力が高まりつつあると考えています。


8月23日(月)

レポート名・発表会社 概要

悪材料が重なっても米国株が底堅い背景は?

JPモルガン・アセット・マネジメント

 米国では厳しいロックダウンなどは繰り返されず、景気回復基調も崩れないとの楽観論が根強いと考えられます。また、景気や雇用の回復が続けば年内にテーパリングが開始されることは、既に市場で織り込まれてきています。

米国REIT市場を考察する

日興アセットマネジメント

 世界的に、REIT指数は株価指数に対して出遅れているようです。日米ともにワクチン接種の進展で新型コロナウイルスの感染が収束すると想定していることから、正常化は時間の問題とみています。

よくわかるJ-REIT「コロナ禍における2つの注目セクター」

三井住友トラスト・アセットマネジメント

 東京都心5区のオフィス空室率は、2020年3月のコロナショック以降上昇傾向が続いています。一方で、大きく存在感を増したのは物流REITで、J-REIT市場全体の2割近くを占めるセクターとなっています。


8月24日(火)

レポート名・発表会社 概要

原油価格はデルタ型拡大、金融緩和縮小観測から下落

三井住友DSアセットマネジメント

 感染力の強い新型コロナウイルスのデルタ型が拡大したことで、スムーズな経済再開への期待が剥落しています。米国の金融緩和縮小観測を受けて為替市場で緩やかなドル高が進んだことも、原油価格を抑える要因となり、当面はデルタ型の感染動向と経済再開ペース、FRBの金融政策に注目が集まります。

米中古住宅市場が今後、持ち直しに向かうか注目

アセットマネジメントOne

 7月の米中古住宅販売件数は市場予想に反して2ヵ月連続で増加しました。一戸建ては価格が高いほど増加率が高い状況です。中古住宅の平均価格は過去最高を記録した前月からは小幅に低下しています。

カーボンハンドプリント:株式投資家の気候変動への取り組みにおける鍵

アライアンス・バーンスタイン

 環境意識の高い投資家は、気候変動問題に取り組むポートフォリオを求める姿勢を強めています。
 カーボンハンドプリントや、製品やサービスが環境にどんな影響を与えるかを評価することは、世界の気候変動問題に対処する強力なソリューションを提供するとともに、魅力的な成長の可能性を秘めた企業を見つけ出す優れた方法です。

 

 

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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド

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