「トレンド・キャッチ戦略ファンド(クラッシュハンター)」などを新たにレーティング(1年)

2022年1月より、新たに18本(ETF除く)のファンドのレーティング(1年)が開始されました。
>>レーティングについて
内訳は、
★★★★★ 2本
★★★★ 1本
★★★ 8本
★★ 2本
★ 5本
2022年1月から新たにレーティングが付与されたのは、2021年12月に新規設定された28ファンドのうち、18ファンドです。
「トレンド・キャッチ戦略ファンド(クラッシュハンター)」は、レーティング★でのスタートです。
当ファンドの運用方針は、下記のとおりです。
【運用方針】
1. 外国投信信託(円建)への投資を通じて、円建て短期公社債等へ投資を行なうとともに、トレンド・キャッチ戦略に基づく米国の株価指数先物取引の売買により収益の獲得をめざします。
2. トレンド・キャッチ戦略では、米国株式市場の取引時間内におけるS&P500株価指数先物価格のトレンドを捉えることをめざします。
3. S&P500株価指数先物価格が日中に前日比で一定率以上上昇した場合には株価指数先物取引を買建て、一定率以上下落した場合には株価指数先物取引を売建てます。株価指数先物取引はすべて当該取引日の取引終了までに反対売買を行なって損益を確定します。
4. 株価指数先物取引の買建または売建のポジション総額は、見込み純資産総額の3倍程度を上限とします。
同じような投資戦略のファンドとしては「米国株式デイリートレンド戦略ファンド」があります。
運用方針は下記のとおりです。
【運用方針】
1. マザーファンドへの投資を通じて、主として米国株式デイリートレンド戦略に基づいて償還価格が決定される円建債券に投資し、米国株式市場の1日の取引時間中の値動きを捉えることを目的とする運用を行い、収益の積み上げを目指します。
2. 米国株式デイリートレンド戦略とは、一定のルールに従って株式市場が一定率以上上昇した場合には買い建てポジションを、一定率以上下落した場合には売り建てポジションを構築し、全てのポジションを当該取引日の終了時までに解消する戦略です。
両ファンドの過去1年間の基準価額の推移を見てみました。
ほぼ同様の方向性となっています。
「トレンド・キャッチ戦略ファンド(クラッシュハンター)」下落率が大きいのは、見込み純資産総額の3倍程度まで、買建または売建のポジションを取ることができるためです。
ファンドの愛称は、「クラッシュハンター」。
やはり、昨年のように米国株式市場がクラッシュせず、堅調に推移するような投資環境で成績を上げるのは難しいようです。
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下の関連銘柄のレーティング(1年)は、直近月末の情報であり、本文中にあるレーティング(1年)と異なる場合があります。
配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | eMAXIS S&P500インデックス | 三菱UFJAM |
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2 | シンプレクス謳歌ファンド(謳歌) | シンプレクス |
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3 | 世界インフラ戦略ファンド(為替ヘッジなし/資産成長型)(インフラX) | 大 和 |
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4 | アムンディ・マルチセクター債券ファンド2020-12(限定追加型)(ブレンド・ボンド2020-12) | アムンディ |
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5 | グローバル・リート・アクティブファンド(ラップ向け) | 三菱UFJAM |
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6 | 日本超長期国債インデックスファンド(ラップ向け) | 三菱UFJAM |
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7 | 世界M&A戦略株ファンド(目利き力) | 大 和 |
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8 | 明治安田DC・TOPIXインデックスファンド | 明治安田 |
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9 | 米国株式デイリートレンド戦略ファンド | 三井住友トラスト |
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10 | ミローバグローバル・サステナブル株式ファンド | 朝日ライフ |
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11 | トレンド・キャッチ戦略ファンド(クラッシュハンター) | 大 和 |
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12 | MAN AHL Diversifiedリンクファンド(SMA専用) | 三井住友トラスト |
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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