運用会社レポートピックアップ(4月6日~4月12日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
4月6日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
フランクリン・テンプルトン・ジャパン |
ウクライナ情勢悪化が深刻化した2022年3月には、豪州の主要輸出資源で構成されるコモディティ価格指数は前月比+7.0%と大幅な上昇が継続し、資源価格と豪ドル相場の格差が一段と拡大しました。 |
ニッセイアセットマネジメント |
原油などの原材料価格の上昇により、生産コストが上昇したことで、新規の受注が減少したことなどが製造業の景況感の悪化につながったものとみられます。 |
りそなアセットマネジメント |
防衛費はざっと半分が武器弾薬だが、ロシアが排除された後の世界の武器市場を米国がほぼ総取りする可能性さえあるでしょう。小麦やトウモロコシなど穀物の価格高騰も同様で、純輸出国である米国は恩恵を受けます。 |
4月7日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
インベスコ・アセット・マネジメント |
⻑期⾦利の当⾯のピークが近づいたことで、私は、テクノロジー銘柄等の成⻑株の株価が短期的に上向く可能性が高まっていると考えます。年央以降には、景気減速懸念が出始め、市場の関⼼がバリュー株から成⻑株に転換していく可能性がさらに高まると⾒込まれます。 |
アライアンス・バーンスタイン |
米国市場の中でも極端にバリュエーションが割高なハイパーグロース株が最も大きな打撃を受けました。こうした傾向を背景に、下落局面でのリスクを軽減するとともに回復局面でリターンを獲得するため、ディフェンシブな株式戦略の必要性が高まっています。 |
・1998年以来の「円買い介⼊」はあり得るか︖ 岡三アセットマネジメント |
短期的に為替介⼊が実施される可能性はまだ低いと⾒ていますが、円安が再び進⾏し、世論調査などで円安への不満が確認されれば、通貨当局である財務省は円安に対する警戒感を⼀段と強めると考えます。 |
4月8日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
日興アセットマネジメント |
日本では「悪い円安」のリスクがメディアなどで言われているが、米国のインフレの落ち着きと、日本のコロナ禍からの正常化の追いつきや財政支援策(Go To キャンペーンなど)があれば、円安は加速しないでしょう。 |
アライアンス・バーンスタイン |
イールドカーブが反転することは極めてまれであるため、どの指標を選ぶかは特に問題ではありません。重要なのは、過去にカーブが反転したケースのネガティブな市場反応は短期間であったことです。 |
アセットマネジメントOne |
企業への、サステナビリティに関する情報開示の要求が高まる中、今年度はTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)が主導する生物多様性・自然資本に関する開示の議論が一つの焦点となる見通しです。 |
4月11日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
もっとも、「株価=EPS×PER(株価収益率)」であることから、金利面から見た適正PERが低下したとしても、EPSがそれ以上に拡大すれば、株価の上昇基調は維持されると考えられます。 |
アライアンス・バーンスタイン |
|
・J-REIT市場の投資環境 3月の都心オフィス空室率は2カ月ぶりの改善 大和アセットマネジメント |
中長期的なリスク要因はウクライナ情勢を中心とした地政学リスクの高まりと資源価格の高騰が企業業績に与える影響です。業績への悪影響が大きくなる場合、オフィス需要にも悪影響が出ることが想定されるためです。 |
4月12日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
こうした環境下で注目したいのが「S&P500配当貴族指数」です。同指数は25年以上連続で増配している銘柄で構成されており、配当の原資となる利益が安定的に成長している企業が中心となっています。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
日本は原油や液化天然ガス(LNG)などのエネルギーのほか、大豆や小麦などの食品も輸入に頼っています。これらは基本的に外貨建て取引のため、円安が進 行すれば、輸入コストが増加し、輸入企業の業績圧迫につながります。 |
・企業業績は怠慢な伸び、米国株は金利上昇で下落 アセットマネジメントOne |
11日にS&P500種指数はおよそ1ヵ月ぶりの大幅下落、米10年国債利回りはおよそ3年3ヵ月ぶりの 高水準を記録。米企業業績の緩慢な伸びが見込まれるなか、ボラティリティ再拡大の可能性に注意です。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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