運用会社レポートピックアップ(3月30日~4月5日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
3月30日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アライアンス・バーンスタイン |
格付会社やESGのデータサービス会社は独自の手法を活用しているため透明性を欠いており、会社ごとの比較もしにくいです。それに加え、ESGのデータ・サービスは株式投資家の視点からガバナンスを評価していることがほとんどです。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
ロシアによるウクライナ侵攻で地政学リスクが高まっているものの、今局面では、安全通貨とされる円は多くの他 通貨に対しても下落しており、有事の円買いは起こっていません。 |
シュローダー・インベストメント・マネジメント |
地政学的、供給サイドが引き起こしたコモディティ価格の上昇がもたらす影響は、スタグフレーションのリスク、すなわちインフレの昂進と 経済成長の鈍化をもたらします。 |
3月31日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
大和アセットマネジメント |
利上げ局面の株式市場では、PERが下がりやすい傾向があります。①2004年からの利上げ局面では前半に、②2016年からの利上げ局面では後半にPERが低下しました。ただし、株価が下落するか否かは、その時のEPS次第です。 |
インベスコ・アセット・マネジメント |
ロシア・ウクライナ 戦争によって原油・天然ガスなどのエネルギー価格が世界的に急上昇したことで、世界のほとんどの主要国において今年の経済成⻑率⾒通しが以前の想定を下回るとみられる点です。 |
・不安だから減額する?落ち着くまで停止する?投信積立のポイントは、止めずに続けることです。 日興アセットマネジメント |
毎月コツコツと同金額ずつ投資信託を買い増していく、投信積立。投資信託は口数で買付けるので、毎月同金額の積立てを続けた場合、基準価額が高いときには少ない口数を、安いときには多くの口数を取得します。 |
4月1日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
増益の寄与が大きいとみられるセクターは、自動車、鉄道、運輸(倉庫・物流)、通信、医療、自動車部品・ゴムなどです。また、2022年度の経常利益水準は、2018年度比+126%と、2021年度の同+112%を上回り、過去最高益を更新する見込みです。 |
フィデリティ投信 |
日本企業の多くは円安や価格転嫁により、利益を確保するでしょう。他方で、おそらく賃金の伸びはインフレ率を下回り、我々の購買力は低下するでしょう。 |
ニッセイ・アセットマネジメント |
ウクライナ情勢緊迫化による米国のロシア産原油の禁輸措置を受けてエネルギー価格が上昇。エネルギーの“脱ロシア”の流れから、米国シェールオイル・ガスの増産が見込まれる。 |
4月4日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
1988年以降、過去5回の逆イールド示現後の米国株の動きをみると、株価が長期にわたり調整したのはITバブルが崩壊した2000年時だけで、その他4回は逆イールドが示現してから500営業日後の株価はすべて上昇しています。 |
アライアンス・バーンスタイン |
投資家は激化する気候変動による自然災害リスクを考慮した意思決定をしなければなりませんが、災害リスクを知るための地理空間データを利用した既存のツールは、それほど効果的ではありせん。 |
SOMPOアセットマネジメント |
重電大手ABB<ABB>は、2月9日に米国の中大型トラック大手パッカーと欧米を中心に世界100ヵ国以上で運営する2,265ヵ所のトラック販売店に最大出力350キロワットの電気自動車用充電システムを供給し、運輸部門の炭素と騒音排出量の削減を加速させるための戦略的提携を締結しました。 |
4月5日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
市場再編に伴って、東証株価指数(TOPIX)の見直しも実施されます。TOPIXはこれまで、市場第一部に上場する全銘柄で構成されていましたが、今後は市場区分によらず、流通株式時価総額100億円以上の銘柄で構成されることになります。 |
三井住友トラスト・アセットマネジメント |
日経平均株価は2021年9月に1991年以来となる高値をつけ、NYダウは2022年1月に過去最高値を更新しています。しかし、株式市場を取り巻く不安定要因は多く、先行きの見通しがみえづらい状態は、今しばらく続きそうです。 |
野村アセットマネジメント |
新規受注や生産、サプライヤー納期の下振れが目立っており、コロナの感染再拡大が中国景気や供給網に悪影響を与えていることが確認できます。 |
【関連記事】
米景気はリセッションに向かっているのか(野村アセットマネジメント)他
混乱続くウクライナ情勢とポートフォリオ戦略 シナリオ別に考えるアセットアロケーションの「攻め」と「守り」(三井住友DSアセットマネジメント)他
商品投資が復権した背景に市況上昇株価と株価との逆相関(りそなアセットマネジメント)他
ロシア・ウクライナ問題の状況整理と新興国債券市場の見通し(ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント)他
ロシアによるウクライナ侵攻とグローバル金融市場(インベスコ・アセット・マネジメント)他
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。
新着記事
最近見た銘柄
ファンド名 | 基準価額 | 前日比 |
---|---|---|
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 23,979円 | 270円 |
楽天・GCIシステマティック・グローバル・アルファ・ファンド | 10,066円 | 124円 |
SBIグローバル株式債券バランスF(ヘッジあり) | 8,901円 | 32円 |
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ) | 24,486円 | 1円 |
投資信託ランキング
3月の投資信託おすすめ銘柄5選
人気記事ランキング
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト