設定額速報!「ひふみワールド+」の当初設定額は、249億円

2019年12月13日、「ひふみワールド+(プラス)」が設定・運用を開始しました。
当初設定額は、249億50百万円です。
2019年10月18日設定の「ひふみワールド」の当初設定額は、51億28百万円なので、5倍近い資金が集まったことになります。
「ひふみワールド」は、投信会社による直接販売、つまり運用会社であるレオス・キャピタルワークスのみの取扱いであるのに対し、「ひふみワールド+」は、公開販売であり、証券会社や銀行などが取り扱っています。
販売窓口の違いが、設定額に現れた形です。
「ひふみワールド」と「ひふみワールド+」の関係と同じ関係にあるのが、「ひふみ投信」と「ひふみプラス」です。
「ひふみ投信」の残高は、1,342億円で、「ひふみプラス」の残高は、5,880億円です。(2019年11月末)
こちらも、直販よりも販売金融機関の多い「ひふみプラス」の残高が大幅に上回っています。
長期間保有した場合のインセンティブ等を考えると、直販を選ぶ方が多いのではと思いますが、実際には、日頃の付き合いや、他の金融商品の取引きがある金融機関を選ぶ方が多いようです。
設定から約2か月経過した「ひふみワールド」の運用状況ですが、レオス・キャピタルワークス作成の運用レポート(11月末)を見ると、ベンチマークを若干、下回っています。
これは、設定直後のポートフォリオ構築段階で、株式組入れ途上にあったことから、世界の株式市場の上昇を十分にチャッチアップできなかったことが要因であると考えられます。
「足で稼いだ情報で成長企業を発掘」するのが、「ひふみワールド」の特徴です。
その銘柄選別効果を確認するためにも、今後の運用成果(基準価額の推移)を注視していきたいところです。
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配信元:NTTデータ エービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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