みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは
すでに会員の方はログイン
×
広告を非表示にする

100円で資産運用⁉本音の投資信託① 投資信託委託とアセットマネジメント

コラム
配信元: NTTデータエービック
投稿:2020/03/26 16:00
100円で資産運用⁉本音の投資信託①    投資信託委託とアセットマネジメント

私が投資信託の運用業界に入ったのは1980年代後半、昭和の終わり頃だった。

 

いわゆるバブルの始まる直前だ。入社早々、いきなり株式市場の暴落、米国のブラックマンデーを目の当たりにすることになった。

ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が1日で20%以上も暴落したのだ。「これはヤバイ業界に入ってしまったぞ。」というのが、そのときの偽らざる気持ちだった。

 


しかし、当時1万円から購入できる投資信託という金融商品の将来性に大きな期待をしていたことも事実だった。

 

今でこそ100社近くある運用会社は、当時はまだ13社しかなく、社員も100人程度の規模だった。

また「投資信託委託」を冠する会社も多く、字数がやたら多い社名を書く際、ウンザリさせられることもあった。


何が言いたいかというと、私の大志とは裏腹に、投資信託の運用会社は世の中でほとんど知られていない存在だったということだ。


今ではもう知る人も少ない「中期国債ファンド」、その名前は知っていても、それが何のことなのか、ましてや投資信託そのものに興味を持つ人は、ほとんどいなかった。


そんな有様だから、自己紹介で転職先の新しい名刺を渡しても、「どういう会社ですか?」と聞かれることがしばしばだった。


それから30年以上経った令和の時代、運用会社の多くは、「投資信託委託」から「アセットマネジメント」という垢抜けた社名に変わっている。


そして、よく話題になる個人金融資産の額は、1987年当時、830兆円余り、そのうち現金・預金は381兆円、投資信託は33兆円。投資信託の比率は約4.0%だった。


それがどうだ。2018年の個人金融資産は1854兆円超に増えていて、現金・預金も投資信託も、それぞれ、979兆円、70兆円に増えていた。


しかし、しかしである。投資信託の比率は約3.8%。変わっていないどころか、減っているのだ。


なんということだ。この30年の間に、規制緩和が進み、金融の世界でもいろいろな制度改革・新制度導入が進められてきた。


ましてや長く続く低金利で、日本人のオカネの一部は預貯金から投資に、そしてその一部は投資信託に向かってもいいはずだった。


ところが、日本人にとって投資信託という金融商品は、いくら運用会社の名前がカタカナになり、商品の幅が広がっても、その立ち位置は30年前と何ら変わっていなかったのだ。

逆に現金・貯金の比率は45%から52%に増加している。金利はほぼゼロなのに、だ。


お金持ちではない庶民に最適な、投資信託を広めたいと思って入った投資信託の業界だったが、1mmもチカラにもなれなかったことに失望した。


そこで、業界を離れた今、新型コロナ暴落でお先真っ暗な今だからこそ、本音で投資信託を伝えていきたいと思うのである。

 

 

【関連記事】

100円で資産運用⁉本音の投資信託② 読んでみよう投資信託のトリセツ(1)

 

 

 

配信元:NTTデータエービック

このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)

投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。

新着記事

広告を非表示にする
広告を非表示にする
広告を非表示にする

最近見た銘柄

投資信託
株式

あなたの目的にあった

銘柄を探してみませんか?

みんかぶでは、様々な銘柄の中から、

あなたの目的にあった銘柄を探すことができます

条件に合ったおすすめ銘柄を探す

投資信託ランキング

4月の投資信託おすすめ銘柄5選

広告を非表示にする

人気記事ランキング

関連サイト

【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、大阪取引所、堂島取引所、S&P Global、S&P Dow Jones In dices、Hang Seng Indexes、bitFlyer、NTTデータエービック、ICE Data Services、JPX総研等から情報の提供を受けています。日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。『みんかぶ』に掲載されている情 報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれているこ とがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提 供者は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「 証券取引等監視委員会への情報提供」から、 同委員会へ情報の提供を行ってください。また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
ページ TOPへ