投資ブログ紹介!米国の金融資産は日本の5倍?&投資信託を通じた純金投資!

今回はにほんブログ村の投資信託関連ブログランキングの上位ブログの中から、日本人のお金に対する国民性を調べてみた記事と、投資信託を通じた金投資を行うために、銘柄選定を行った結果を報告している記事の2本をご紹介します。
記事タイトル:米国人の金融資産は日本人の5倍?!日本と米国・英国の金融資産を比較
黄昏丸さんのブログ
黄昏丸さんが日本人のお金に対する国民性について調べてみた記事となります。
日本銀行調査統計局が公表した「資金循環の日米欧比較」によると日本の家計の金融資産は1,854兆円だそうです。人口は1億2645万人なので、一人当たり平均金融資産は約1,465万円となります。そのうち現金預金が約52%を占めており、投資資産は株式・投資信託で約19%、およそ352兆円となります。残り29%が保険・年金ということなので、日本人の貯金と保険好きがよくわかります。
一方の米国は、金融資産は81.7兆ドルで、日本のおよそ5倍となり、そのうち、現金預金はたったの13%(1,200兆円)とのことです。反対に株式・投資信託で約48%(約4,431兆円)を占めており、株式・投信については日本の9倍となります。さらに米国は株式・投信比率が高いこともあり、資産が20年で2.2倍と増加しているのに対し、日本はわずか1.2倍にしかなっていないそうです。英国でも1.8倍と、日本は大きく差をつけられています。
米国・英国も、お金が好きとか投資が好きとかではなく、お金に対する教育を幼少よりしっかり行っていることに原因があるそうです。米国は子供の時から学校でも金融教育を受けるため、金融リテラシーが必然と高くなります。
日本人は特に資産を増やすより減らしたくない意識が強いのではないかと黄昏丸さんは考えています。また、「投資=損」というバブル期の悪いイメージが残っていることや、投資して稼いだ金は「悪」というような話が刷り込まれていることもあるのではないかとのことです。一方で、明治~第二次大戦までは日本人は投資好きであり、商売上手だという話を聞いたことがあるそうです。しかし、第二次大戦後、戦後の復興資金確保のために政府が貯蓄を奨励した結果、今のように貯金体質になってきたのだとか。しかし、金融庁も現状に危機感を覚えて個人の資産形成を支援すべく「つみたてNISA」制度を作りました。金融庁だけでなく、投資ブロガー皆さんで情報発信を行い、次回公表時には株式・投資信託の比率をもっと増やしていきたいとのことです。
武部さんのブログ
純金価格に連動する投資信託を購入することにした武部さんが、銘柄選定を行っている記事となります。株式を選好する投資家さんには以下のように言われることもありますが、個人的にはアセットアロケーションに純金を加えるメリットがデメリットを上回ると思っているそうです。
純金投資でよく言われること
・価値を生まないので、儲からなさそう
・純金はインフレ程度のパフォーマンスしかない
・手数料が高そう
前提知識として、純金に投資する際には投資信託よりもETFがおすすめとのこと。一般に純金に投資する投資信託は、現物の純金資産を保有しない代わりに、持っているのがETFの権利だからです。もっと端的に言うと、投資信託は純金に投資するETFを買ってるだけとなります。そのため、コストを考えたときには、投資信託よりもETFのほうが有利になる場合が多いようです。以下は武部さんがまとめられた純金に投資する主な投資信託の投資先となります。
商品名 | 投資先 |
SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) | IAU |
三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド) | 1540(金の果実) |
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | IAU GLD |
iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) | IAU |
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし) | FOF |
コスト的な不利さを考慮しても、投資信託で純金に投資する優位性には以下のような事柄があるとのことです。
ETFよりも投資信託で純金に投資するメリット
・毎月自動での積立設定ができる
・100円から購入できる
・特に海外ETFの場合には、ドルを買って取引するなどの手間がかかる
・為替ヘッジ付きの純金ファンドを購入できる
・楽天カードで買えばポイント還元(1%)
コストと引き換えに得られるメリットは多いので、うまく使い分けたいとのことです。
次にパフォーマンスですが、2017年11月時点で販売していた主な純金連動の投資信託の価格と、金の果実(1540)の価格を比較した結果、比較した期間でもっともパフォーマンスが良かったのはETFの金の果実(1540)でした。ただ、他のファンドと拮抗しており、その差はわずかとのことです。投資信託でもっとも成績が良かったのは、iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)でした。そこからわずかに低い成績でゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)と三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド)が続きます。
この比較から武部さんが純金に投資する投資信託を選ぶなら、以下になるとのことです。
1位:iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
まとめとしては、
・純金に投資する際には、投資信託よりETFのほうがコストが安くなりやすい
・純金価格に連動する主な投資信託を比較したが、パフォーマンスは正直大きな差が無かった
・過去の純金のパフォーマンスを信じて、楽天カードで積み立てします
とのことでした。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | 日 興 |
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2 | iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) | ブラックロック |
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3 | SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) | 三井住友トラスト |
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4 | 三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド) | 三菱UFJAM |
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5 | ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし) | ピクテ |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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