投資ブログ紹介!NISA制度改正&ヘリコプタークレジット

今回はにほんブログ村の投資信託関連ブログランキングの上位ブログの中から、NISA制度の改正について解説をしているブログ記事と、アメリカでFRBが新たに実施する金融政策について解説しているブログ記事をご紹介します。
たちばなさんのブログ
2010年頃より投資信託での資産運用をしているたちばなさんが、財務省から公表された令和2年度の税制改正概要から、NISAの制度改正のポイントやあらましをまとめている記事となります。
大きなポイントとしては、以下になるとのことです。
・つみたてNISAは5年延長されます(2042年まで)。
・一般NISAについては、新しい制度に見直したうえで5年延長されます。
・ジュニアNISAについては、延長せずに2023年末で終了します。
一般NISAは、原則として一階で積立投資を行っている場合には二階で別枠の非課税投資を可能とする二階建ての制度へと見直しが行われます。また、つみたてNISAはこれまでの2037年までから、2042年までと5年延長されることになりました。
ディーカサワさんのブログ
長期投資に関することを中心に情報発信をしているディーカサワさんが、FRBが新たに開始する金融政策について解説している記事となります。
不況時に中央銀行が国債(日銀の場合はETF等もありますが)を買って、金融市場にお金をばら撒くことを「ヘリコプターマネー」と言いますが、今回、アメリカが実施するのは、ヘリコプターマネーだけには終わらないとのことです。FRBと米国政府が共同でSPV(Special Purpose Vehicle) 特別目的法人を組成し、米国政府が出資するというものになります。
そのSPVはFRBが運営し、一般企業への融資、社債の購入をするというのですが、驚くべきはその融資規模。4兆ドル(約 440兆円)にもおよぶとのことです。日本のGDPは600兆円弱、アメリカのGDPは約20兆ドルと比較すると、その巨額さが分かります。FRBが一般企業に対して直接ファイナンスする、言い換えればクレジット供与することになるので、これはまさに「ヘリコプタークレジット」ではないかとのことです。
逆に言えばそれだけアメリカ経済が危機的だということ。リーマンショックの二の舞だけは繰り返さないという強い国家的決意が示されたと言えます。コロナ感染がいつ終わるかにもよりますが、これまでのゼロ金利政策とヘリコプターマネーに加え、これで当面はアメリカにおいてリーマンショックのような、金融市場の機能不全による恐慌は回避できたのではないか、とのことでした。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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