「アライアンス米国成長株投信Dコースが3位に後退」2022年3月資金流入額速報（推計値）

2022年3月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)

「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」が「アライアンス米国成長株投信Ｄコース」を上回る

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」の3月の資金流入額は、612億93百万円となりました。1月比で約半減した前月からさらに減少したことで、順位は3位まで後退しました。

一方、「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」の資金流入額は、669億10百万円と堅調に推移し、「アライアンス米国成長株投信Dコース」を上回りました。

流入額トップは「三井住友ＤＳグローバル・ターゲット戦略債券ファンド２０２２－０３（限定追加型）」

流入額トップは、2位の「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」を僅かながら上回った「三井住友ＤＳグローバル・ターゲット戦略債券ファンド２０２２－０３（限定追加型）」です。

「三井住友ＤＳグローバル・ターゲット戦略債券ファンド２０２２－０３（限定追加型）」の運用方針

1. 主として世界各国・地域の米ドル建ておよびユーロ建ての債券（投資適格未満を含む）に投資し、信託財産の着実な成長と安定的なインカム収入の確保を目指す。

2. ファンドが保有する債券の平均格付（債券購入時における平均格付）は投資適格（BBB-）以上とします。原則としてファンドの償還日前に満期を迎える債券に投資し、満期まで保有する「持ち切り運用」を行う。

3. 外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを活用し、為替変動リスクの低減を図る。

2021年6月の資金流入額トップ「ＰＩＭＣＯグローバル・ターゲット戦略債券ファンド２０２１－０６（限定追加型）」、2021年11月の資金流入額トップ「ＧＳグローバル・ターゲット戦略債券ファンド２０２１－１１（限定追加型）」と同様に、ファンドの償還日前に満期を迎える債券に投資し、満期まで保有する「持ち切り運用」をするターゲット・マチュリティ戦略のファンドです。

販売会社は、3ファンドともSMBC日興証券と三井住友銀行です。

【関連記事】

❑「 流入額減少の中、インデックスファンドは堅調」 2022年2月資金流入額速報（推計値）

❑「日経225ノーロードオープン」がランクイン 2022年1月資金流入額速報（推計値）

❑「新規設定のファンドスミスGEファンドが2位」2021年12月資金流入額速報（推計値）